感謝はいらない | Life is beautiful

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生活の中で思うことを綴ります。

先日、中3息子の面談に出席。


先生から、息子の書いた感謝の手紙を

いただきました。


夫は感極まってましたが、

私は、うーん…。と、いう感じ。


どうみても、

学校の教育として親のありがたみを説き、

授業(もしくは課題?)で、書いたであろう

感謝の手紙。


学校で書きなさい、

と、言われて書いた感謝の手紙、

嬉しいですか?

それって、息子の本心ですか?

と、思ってしまう。

むしろ、あまり親に感謝しなければならない。

なんて、思って欲しくはない。


育てて貰った恩。

不自由なく暮らせ、学びの場を設けてくれた恩。

を説き、

親に感謝をしなければならない。

などという世間の価値観。

それに、私自身が苦しんでるのです。

親孝行すべきだ。

という、無責任な世間の価値観に振り回され、

無理矢理に親に感謝をし、

自らの心を壊してしまっては、

元も子もない。


お互い、オリジナルの人生を歩んでいるのです。


もし、私が、将来的に、

息子にとって害があると彼が感じれば、

躊躇なく、見捨てて良いと思ってます。

見捨てる。というと、物凄い悪いことのようですが、

自分の心を保つための距離。

これは、どんな関係性でも必要で、

距離をとった先に、

また、自ずと感謝の気持ちが溢れば、

少し距離を縮めたり。縮めなかったり。

それは、彼が決めればいい。

そういう関係を目指してます。