いつか見送る日 | Life is beautiful

Life is beautiful

生活の中で思うことを綴ります。

要介護2で、

サービス付き高齢者向け住宅で生活している母は、

ここ最近、ぐんっと体調が悪くなりました。


朝、足が全く動かなくて、

トイレにも行けないそうです。


そのことを訴えて電話してくるのですが、

私は、出勤前で何もできず、

夫が見に行ってくれるのですが、

言っていることも、

なんかちょっとおかしくて認知症だろうか?

と、気になります。


今日は、母の持病、

パーキンソン病の診察の日でした。


朝のうちは、まあまあな様子の母でしたが、

お昼頃には、突然、表情が全くなくなり、

食欲もなく、まるで何も感情がないような、

私が何を聞いても、言葉が届いていかないような、

母も何かしゃべるのですが、母の魂は、

ここにはないような、そんな感じになりました。


それは、今日はじめてのことで、

このようなことがあると、

いつかくる母を見送る日を想像し、

苦しくなります。


確実に減っていく母と過ごせる時間。


色んな感情が母にはありました。

幼少期に受けたトラウマや、

今でも、母のアドバイスに、

イラっとすることや、

それよりも、もっともっと受けた愛情。

母の優しさを思い出しては、胸が苦しくなります。


それでも、私は絶対にいつか母を見送らなければならない。


もう、それだけが、私の使命のように思います。