ゼロいつまでも汚泥の底で泣いてる訳にはいくまい底があるって事は足が着くって事足が着くって事は立ち上がれるって事だ上れる壁が無いなら傾斜を探せ迷いながらも進む事は可能なのだ何も見えないなら見たくないものも見えなくて済むだろう八方塞がりなら何の出入りも無く自己を失わずにいられるだろう「そんな安っぽい闇に呑み込まれる程度か」頭の上で声がした