深夜繰り広げられる
いわくあり気なオークション
現実に飽きた女どもの欲の競り合い
くだらないプライド降りかざして
浅ましく優位に立とうとする
今宵の品はお気に召したか?
互いの腹わたの探り合い
低レベルないがみ合い
様子見ながら上乗せする小銭に
うつむいたまま薄ら微笑うオーナー
さぁ手に入れられるかい?
ちっぽけな意地の競り合いじゃこの僕は落とせない
本気を見せろ
息を呑んだ会場に
私はゆっくりと立ち上がり
貴方への愛を提示する
打ち出す額は桁違い
どよめく観衆
諦めのため息
罵声すら称賛に聞こえる
底辺で燻る馬鹿な女どもにこの価値は解るまい
欲しいのは我が身の体裁だろう
事の真意に気付いていないのなら
権利を有する資格も無い
私は笑う
貴方が微笑う
夜毎に私は貴方を奪う
どんな手を使っても私は貴方を手に入れる