闇を知っている
その深い心の奥に
誰にも覚られず潜んでいる闇が
深層の果てで繋がった
震えるような感覚
共有の悦びと哀しみが折り重なり
切なくも愛しい想いに締め付けられる
それが幼き頃の彼ならば
この腕に胸に抱き寄せて
全身全霊でその魂を護りたい
それがこの世で唯一無二の神ならば
捧げる血に紅く染まるベッドで誓いの口づけを
堕ちるなら共に
貴方を抱いて沈む悦び
冷たい肌の上で切り開かれた憐れな贄は
最期に美しく啼けるのだろうか
闇の奥底でそっとずっと触れ合って
微かに微笑う貴方の
温かな生命の螺旋が狂おしく絡みつく
歓喜の溜め息にのけ反る身体は
一際大きく跳ね上がり
この世の幸福を独占する事を許された