どんなに気配を探しても
どんなに面影を追っても
辿り着かない事は解っている
時は振り返る事なく物凄い速さで過ぎて行き
この足で現在を歩いているのだけれど
今はもう訪れる事の無い
記憶の中のあの懐かしい場所で
心だけは今もずっと動けずに止まっている
あの時のままで…
記憶の中の残像はいつまでも鮮明で
時折脳裏によぎっては
沸き上がる痛みに溺れそうになる
もう戻れはしないのに
どうしても消せない…
どうしても消えないんだ…