それはあまりにも突然やってきた。
外出中に聞いた時はすでに日が暮れていて、空には綺麗な星が何処までも広がろうとしていた。
僕は何が起きたのか理解出来ておらず、正直、どこか他人事のような気さえしていた。
顔を見るまでは…
2012年1月10日
大好きな祖母が他界した。
病院から帰ってきた祖母の顔はとても綺麗で、穏やかだった。
妻と一緒にその顔を見た瞬間に、感情が溢れ出し、涙が暫く止まらず、走馬灯のようにたくさんの思い出が頭の中を駆け巡った。
まだ小さかった僕の手をひき、色んな場所へ連れてってくれた。
時には優しく笑い、時には厳しく叱りながら…
生まれて初めて新幹線に乗せてくれたのも、自分だけの自転車を買ってくれたのも、婆ちゃんだったな。
葬儀の日の朝、婆ちゃんの好きだった海沿いを妻と二人で少しだけ歩いた。
昔、婆ちゃんと良く見た海面から上がる朝靄を見て、僅かに時間が止まった気がした。
BOB DYLANが聴きたくなった。
悲しくはあるけど、ようやく長年苦しんだ脚の痛みから解放されて楽になれたね。
これからは爺ちゃんと一緒に僕ら家族を見守ってくれるんだろう。
婆ちゃん、ありがとう。
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