今年も行ってきましたよ、フジロック。
昨年のように、何日目の何がどーとか、誰が何がしを唄っただのとか、色々と細かく書こうかと思ってたんだけど、今年はやめようかと。
今年は一人で過ごす時間も多く、たくさんの素晴らしい音楽に包まれながら、のんびりと変わる空模様を眺め色んな事を考えた。
自分のこと、家族のこと、僕らの大切な人達のこと…
そんな中で、サニーデイ・サービスの『スロウライダー』はイントロから聴く人を笑顔にし、fountains of wayneの『Troubled Times』は霧雨の苗場を柔らかく包み、FEEDERの『High』は顔を出し始めた青空と山々に澄み渡り、その後のMOGWAIの悲しくも優しい旋律に涙し、斉藤和義のアコギ一本での『歌うたいのバラッド』は人々の心に語りかけ、YMOの名曲群は現代の音として鳴っていた。
いくらノスタルジーに浸っているとはいえ、あんな風に自分に響くとは思ってもみなかった。
アコースティックでも、電子音でも、素晴らしい音楽というのは何年、何十年経っても記憶に刻まれ、色褪せないんだな。
そして、あの自由で非日常の環境の中で麦酒片手に音楽を聴けるフジロックはやはり最高だ。
最終日、満天の星空の下でwilcoを聴きながら見た流れ星を、僕は一生忘れないだろう。
最後に、尽力してくれた親友、本当にありがとう。
一緒に行った皆様、今年は諸事情で行けなかった皆様、また来年。
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