前回と似ているお話です。
仕事で、よい成果を上げたと思っても、会社の評価は全くないことも多くあります。
「成果を上げたら、評価される」という思い込みですね。
ここで、「思い込み」と思えることが大事なんです。
自分を顧みるとはこういうことです。
時に自分の弱い面を見ることになるので、挫折する方もいらっしゃいます。
コツは
「ただあるがままにみる」ことです。
なので、よわいとか、いいとか、悪いなど判断しないことができるかどうかが第一関門ですね。
話を戻します。
ですので、他人の評価を期待して努力するのは、裏切られます。イライラします。
(イライラするのも勉強ですが)
では、どのようなモチベーションで仕事をしたらよいのか。
よく、スピリチュアルな観点では、
「全てのことは天とあなたとの間で起こっていることです」
と言われます。
天は神でもなんでもよいのですが、ひとつの比喩としてとらえてもよいです。
仕事で、他人の評価を期待してやるのではなく、
どれだけ思いを込めたか。
これが大切になってきます。
この思いは天に届くそうです。
何をどのような気持ちで行っていたか、ずっと見ているそうです。
「もの」をぼんっと置くのか、丁寧に置くのか
これも気持ち一つです。
本日、お坊さんのお護摩を拝見させて頂きました。
お坊さんが扇子を投げて置きました。
お坊さんにとっては毎日のことなので、「慣れて」しまったのでしょうね。
毎日同じことをしていると、気持ちがはいりません。いい加減になるのが、人の心です。
ただ、同じことを毎日していることで、気づくこともあります。
だからこそ、空海さんや仏教は、同じお護摩を毎日数回行うことを課して、そこから気づくことを促しているのだと思いました。
私たちの日常でも同じだと思います。
少し話が反れました。
他人は、他人の価値観で「私」を見ます。
それは正当な判断ではありません。
簡易な行為にも「意味を見出す」自分なりに考えることが気づきにつながります。
お釈迦様と弟子のエピソードです。
とても物覚えが悪い仏弟子
さて、お釈迦様に、周利槃特(しゅりはんどく)という弟子がいました。
優秀な兄の勧めでお釈迦様の弟子となった周梨槃特ですが、優秀な兄とは反対にとても物覚えが悪く、時には自分の名前も忘れてしまうほどでした。
他の弟子たちと一緒に修行に励むのですが、一生懸命に努力はするものの他の弟子たちについていけず、次第に周利槃特は周りから愚か者とバカにされるようになりました。
そんな状態が続き、ついに周利槃特は修行をやめる決意をし、お釈迦様のもとへ行きました。
修行をやめることを告げに来た周利槃特に、お釈迦様は一本のほうきを手渡し、「掃除をしながら『塵(ちり)を払い、垢を除かん』と唱えよ」と言いました。
周利槃特はそれなら自分にも出来そうだと思い、お釈迦様に言われたとおりにほうきを手に取り掃除をはじめました。
しかし、最初は『塵を払い、垢を除かん』を唱えていると思えばほうきを忘れ、掃除をしていると思えば『塵を払い、垢を除かん』と唱えるのを忘れてしまう言った具合でしたが、ただひたすらに『塵を払い、垢を除かん』と唱えながら手を動かし掃除を続けました。
そして、長年続けていくなかで周利槃特は「塵とは何か、垢とは何か」ということを考えるようになっていきました。来る日も来る日も掃除を続けた周梨槃特、ついには自分自身の心に積もった塵と垢に気付き、それらを捨てて離れることによって悟りを開きました。
誰にでもある「やっかいな癖」としての心の中の塵と垢
「心の塵、心の垢」とはこれまでの経験・体験・習慣によって自分自身の中に作り上げてしまった「偏った物事の見方や思い込み、執着の心」のことです。
周梨槃特はこれらを自覚し捨てることで、苦しみを離れて心の安らぎを手に入れることができたのです。
どうでしたか?
心の塵への気づきは人それぞれなので、答えは一つではないと思います。
また、話が脇道へ・・・
何が言いたいかと言いますと
仕事をはじめ、物事をするときには、自分と「天」との間でしか起こっていない。
そうであるなら、ごまかしは聞きません。そして、それ相応のものが自分に返ってきます。
他人を軸にすると、ごまかせるし、いい加減でも事が済みます。
どちらの道を選ぶかは自分次第です。
そして、「込めた」仕事は自分を成長させます。
不要な感情を湧き上がらせることもありません。
成長によりこころが穏やかになるかもしれません。
考え方やとらえ方ひとつで世の中の見方が変わります。
スピリチュアルや占い、心理の視点を十分に使って、「今までの自分を疑い。世の中をありのままにみる」ことができると自分の気持ちも整理しやすくなるでしょう。
是非チャレンジしてみてください。
また、スピリチュアルや占いはただの「幸運探し」だけに使うのではなく、哲学として使うことで人生が豊かになります。
是非そのように使ってみてください。