算命学プチ講座

 

算命学は生年月日から星を出します。

1人につき、5か所出ます。同じ星が複数でる方もいれば、全くバラバラな星の人もいます。

中心に出た場合は、より特徴が強く表れます。

 

第九回 「龍高星」

キーワード

改革・冒険・創造・自由・離別放浪・外国・企画アイディア・交通・異文化・体験学習・好奇心・猜疑心

 

算命学では龍高星を「創造と破壊の星」と呼びます。使い古されたものには興味を示さず、「まだ誰も目にしたことのないもの」「新しいイメージを喚起してくれるもの」を求めてさすらいます。

この星は、確固とした自分なりの常識やルールを持っているため、自由を束縛されるような環境には向いていません。実社会では組織やグループに属することを好まず、できるだけ一人で行動しようとします。

変わり身が早いのもこの星の特徴です。「頭の中で理論を組み立てる前に、まず行動ありき」がモットーのこの星は他の星から見れば「破天荒」「型破り」という印象があるかもしれません。しかし、本人は周囲を気にせず未知の世界へ足を踏み出し、好奇心の赴くままに自分の世界を広げていきます。

もう一つの特徴は、「ものごとをあらゆる局面から判断できる」つまり、球面思考ができるのです。そのため、観察力が鋭く、表に表れない裏側や内側の部分、たとえば人の心理の奥底を見抜くことができるのです。

奇想天外で面白い発想を持ち、新しい時代を作る人です。

大変に忍耐強く、貪欲なまでに強い「習得本能」を持った努力家で、日ごろはそのユニークな内面から想像できない穏やかさで、苦しかったことや辛い経験は黙して語りません。

伝統あるもの、体制、常識などに縛られることなく、常に「斬新なもの」「夢」「ロマン」を求めてやまない「冒険者」「放浪者」です。

また、動物や植物を愛し、大自然の中にいるときは、最も生き生きとしているでしょう。地位名誉や財には興味を示さず、いかにして思いのままになる、新しい人生を創造するかに強い関心があります。

創作活動や企画アイディアの才能を活かした仕事に適していることや、作家や色彩感覚など独特の感性を持っているので、画家やデザイナー、イラストレーターなどの道もあります。

龍高星は度胸の良さは一番のため、外科医などにもうってつけです。