造り酒屋めぐり ( No.24 )
名前: 酔生夢死造り酒屋めぐり 番外編日本の食文化の素晴らしいところは、発酵という方法で菌を使って様々な食品を造り出している事であろう。それは酒であり、味噌であり、醤油であり酢である。醸造という文字の醸とは樽や酒ツボを意味する(酒を管理する役所の長という意味も有る)酋(シュウ)と、何かを物に詰めるという意味の襄(ジョウ)の文字が合体したものだと言われている。よって容器に原料を仕込んで醸(かも)す事になり醸造とは発酵作用を応用して、酒や味噌醤油等を造り出す事である。先日、たまたま通りかかった道端に醤油の製造直売の案内板が有ったので立ち寄ってみる事になった。酒と醤油は全く違ったものであるが発酵食品である事に変わりはないので興味が有ったのである。比企郡川島町に有る「笛木醤油」は寛政元年(1789年)創業の老舗であり蔵は多角経営をしていて直売所も多様の商品を揃えていて賑わっている。うどんを主にしたレストラン(?)も併設されているので一度は食してみたいところである。今回はうすくち醤油を1本購入したので大手のものと、どう違うのか比較してみたいと思う。余談ではあるが醤油の歴史は昔、中国から味噌の製法を持ち返った偉い坊さんが村人にその造り方を伝授しようとした時、水の分量を間違えて多くしてしまい味噌の下に水分が溜まってしまったので、なめてみたところ大そう美味しい液体だったので、これを醤油としたという本当かどうか解らない逸話が残っていると聞いた事が有る。いずれにしても醤油と言う,たった一種類の調味料で無味の食品に一発で味付けが出来るという事は世界に誇れる日本の食文化であろう。