ブログ滞りがち滝汗

 

ブロ友さんへの訪問途中ですが、

最近のトピックを。

 

昨年の4月から某大学でちょっと講義を受けに

お世話になっております。

学生さんたちと一緒に講義を受け、

レポート書いたり、テストも受けました笑い泣き

無事単位、いただきました!

そんな中、古文書の学術調査に参加することができました。

たいへん、貴重な機会に巡り合い感謝感謝です。

 

大学の地域の元庄屋さんからの寄贈で古文書が大量にあり、

その整理のお手伝いをしてきました。

大きな茶箱などに入れられたままの状態から取り出していき、

まだ誰も読んだことのない文書を手に取り、

内容も少し読んでいきます。

 

その調査方法が大変興味深いもので、

こんな機会滅多にあるものじゃないので、

ご報告させていただこうという次第です。

 

茶箱から取り出して行く前に、仮に方位を決めます。

北東側から取り出していく、という順番を決め、

元の茶箱に完璧に戻すこともできるようにです。

最初だけでなく途中でも写真撮影、スケッチもします。

この人の目で見たスケッチというのも大事だそうです。

 

1冊ずつ取り出して、大まかな分類をしながら封筒に入れていきます。

これを取り上げと言います。

この封筒や最後に収める段ボール箱は中性紙でできています。

紙は酸性に弱いので、糊など接着剤が使われていない中性紙でないと

だめだそうです。

ですので段ボール箱は組み立て式です。

 

取り上げが済んだら、仮目録の作成、詳細目録の作成へと進んでいきます。

私などはまだまだくずし字が読めないので、

先生や学生さんに聞きながら、内容をざっと読んでいきます。

古文書の調査ってこんな風に進めるのか、と感心しました。

 

江戸時代のものが多く、

人別帳というものには村人の家族構成が書かれています。

日照りで米が不作で百姓も困窮しているので、

何とかお慈悲を、という御役所宛の願書も出てきます。

中には家出人捜索の結果、見つかったという報告や

井戸で死人が出たので検分した、とかいう

文書もありました。

何が書かれているのか、わくわくして夢中になって見ていました。

 

調査は3日間でしたが、

学生さんたちも親切でいい子ばかりで照れ

とても楽しい、勉強になった、幸せな時間でした。

 

これは別の文書ですが、こんな感じ。

image

 

 

 

 

さて、街歩きを写真で綴らなければなりませんので爆  笑

大阪某所の街歩き写真です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トマソン戸袋

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

畑の柵が、使えるものは何でも使うで!という天晴な姿勢。

窓の格子や

 

 

錆びたトタン。

 

 

こちらは、線路。

古レールの境界柵。

フランス、ウェンデル社製1927年かな。

 

 

仍って件の如し。