10月29、30日に生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪(イケフェス大阪)
というイベントが開催されました。
私が建築に興味を持ちだして、このイベントを知った時は
コロナで中止が続きました。
今年、3年ぶりに開催!
日曜日、休みをもらいましたよ。
念願のイケフェス、一級建築士の友達を伴い、いざ初参戦です。
しかし、予約抽選に外れたら中を見られないとか、
行列に並ばなくちゃとか勝手がわからず、思うようには廻れませんでした。
参加されていたブロ友さんもいて、どこを見られたのか
楽しみです
できる限り、ご紹介していこうと思いますが、
どうなることやら
まずは、渋いところから
フジカワビル 1952年竣工 設計:村野藤吾
かっちょええ!このファサード!
ガラスブロックが一面に!
四角いサッシの窓は入れ子になっていて、凹凸のないペタッとした感じです。
村野藤吾は、モダニズムはやらないという考えだったようですが、
このファサードはモダニズムを感じます。
中に入って、まずこの階段。
階段の魔術師と言われた村野。
この手すりの曲線!
下の鉄の部分も同様に曲ってる。
蹴込みと踏み面で素材を変えています。
ドアも渋いです。
もう一つ、階段。
これも痺れる曲線を描いています。
かっこいい!
床や階段にはテラゾーが使われています。
ここで、友人の名解説①
言われないと気付かない。
すこ~し、ゆがんでいます。
写真で伝わるかな。
下から上がって来た時、迎え入れるかのような
膨らみのある、と言ったらいいですかね、
そういう階段になっているそうです。
こちらのお部屋、時間前なのに見せていただきました。
入った途端、あかる~い!
壁一面ガラスですもんね。
ガラスブロックがいい仕事してる。
四角い窓からは、堺筋の街路樹が見えます。
見て見て。
ミニチュアを展示されています。
めっちゃかわいい~、楽しい
私が気に入ったのが、下から3段目。
ミッドセンチュリーの椅子たち。
イームズチェアにパントンチェアに、バルセロナチェア、コルビュジェ、
毛皮タイプのシェーズロングもある。
あ、あれは、トーマス・リートフェルト!と二人声が揃いました。
廊下には本物の、マッキントッシュのラダーバックチェアが飾ってありました。
もう一度外から。
左右両端に小さなバルコニーがついています(出られないそう)。
ここの手すり子?のデザインがもうアートです。
名解説②
ガラスブロックとバルコニーのある面は張り出しています。
カンチレバーの構造になっています。
確かに、そうだ!