こんにちは!!nagisa(なぎさ)ですウインク

 

すっかりご無沙汰してしまいすみません。

本業のほうが立て込んでおり、死ぬほど過密なスケジュールで動いておりました絶望

本当に死ぬっていうか、確実に寿命は縮まった気がします。

過密にしてしまった自分のせいでもあるんですけどね…

 

さて、久しぶりのブログで何を書こうか迷ってしまいますが、

「INFPの表現活動論」「INFPの主観の話」も続きを書きたいんですが、

最近私がなんとなく考えている

自分が進む方向性をどうやって決めていくか、

どういう考えでそうしているか、ということについて書いてみたいと思います。

 

自分がどう考えて、自分のやってることを納得しているか、ということになるかと思います。

 

現在もブレブレでその都度やりたいことが変わっていく私ですが、

まあ大学生ぐらいの頃から現在まで、15年ぐらいは一応学術研究に身を置いて、

そのなかで何か自分の力を発揮できればなと考えてやってきたわけです。

 

ですがそうした活動に、疑問を感じたこともありました。

 

  • 学術的な世界は閉じた狭い世界だから、もっと広く一般の人たちと関わる活動をしたほうがいいのではないか?
  • 驚異的に頭のいい人がたくさんいるアカデミックな領域で、自分は埋もれてしまうのではないか?
  • 子育てと研究、仕事の両立なんて不可能ではないか?

などなど。。

 

アカデミックな世界で生き残ろうとするのは、あきらめたほうがいいのかな、とか。

割と最近まで結構真剣に考えていました悲しい

 

でも、ここ最近学会に参加したり、いろいろな人の話を聞いたりして、

自分はやっぱり研究が好きだし、研究を通して人と関わることがすごく楽しい。

改めて、やっぱり学術研究や教育に携わりたい!!と強く思うようになりました。

 

このブログを通しても、日々考えていることを発信していく中で、

自分のやりたいことがビジネスとかお金を稼ぐことを目的にすることよりも

公共性というか、長期的なスパンで考えるような社会貢献みたいなもの、

未来の子どもたちのための活動、芸術や文化に関わること、

そういった、利益を重視しない、学術・教育活動に力点があるのかなぁと感じるようになりました。

 

以前は、自分がそういうことをやりたくても

今の自分の力ではそれが求められていないかもしれない…ということに不安を感じたことも多々ありました。

(実際、仕事がない、とかね)

 

そんな私の考えを改めさせてくれたのが、「共異体」という概念です。

ちょっと難しい話になりますが、今、人類学の分野で「共同体」ではなく「共異体」という言葉が注目を集めています。

 

参考:

 

 

 

これからの時代、同じもの同士の「共同体」ではなく、違うもの同士の「共異体」によるコミュニケーションが、

閉塞的な状況を打破していくという考え方です

同じもの同士では行き詰ってしまう問題が、違う考えや立場の人が混ざり合っていくことにより、新たな道を見出すことが出来るからです。

世の中にとって、多様性が一番重要で、そのためには、ちょっと「異端」のものも、存在していること、集団の中に関わっていることこそが重要。

目からウロコでしたし、確かに、と納得させられる部分が大きかったです。

 

そう考えると、私も今はまだできることが少ないし、集団の中で異端であるかもしれませんが

自分の視点から社会に向けて何か発信していくことで、長い目で見て社会にとって貢献できることがあるのではないか、

ということが、だんだん確信に変わってきました。

 

そう考えれば、自分は劣っているとか、集団になじめないとか、異端だとか、考え方が違うとか、

一つの集団の中で異なる要素を持っていることに劣等感を感じていた人

むしろそういう人達こそが、多様性を促進していくために、「共異体」に必要だということになります。

 

自分の例で考えてみても、確かに現在の日本の学術界はまだまだ男社会だし、

子持ちのシンママ研究者でやっていけるのか不安な面もあります赤ちゃん泣き

そして、時間的にも、独身男性のように一日中仕事と研究に打ち込める余裕がない。

その差は開いていくばかり。

だけど、そんな私でも、子を持つ母として、女性として、そういう立場から彼らに見えなかった世界が見えているかもしれない。

そういう視点は、きっと学術的研究においても、必要なものだと思う。

 

私自身そう感じるし、私以外の子をもつ母親の研究者の人、さまざまな困難な状況(介護、経済力、身体障碍など)でも研究を続けていく人が、もっとたくさん研究に関われるようになってほしいと思う。

そうしたほうが、豊かな社会になると思うからです。

 

だから、現状ではまだまだ大変なところもあるし、周囲の理解も得られないことも多いけれど

自分は自分なりのペースで、やりたい研究を続けて、少しずつ居場所を作り、自分の一歩から社会を変えていけたらいいなと考えています。

 

学術研究は、難しいところやちょっと閉鎖的な面もあるんですが

自分の人生に光を当ててくれる考え方に出会わせてもらえるからやめられないんです。

 

個人的な話になってしまいましたが、自分の進む道について悩んでいる人の参考になれば幸いですブルー音符

 

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