こんにちはnagisa(なぎさ)です
INFPについてのブログを書いてるくせに、MBTIについてほとんど知識がなかった私ですが、今ちょっとずつわからないことを調べているところです。
理論的に説明されている文章を読むと、今まで自分が感覚的に思ってきたことが、「なるほど!」と腹落ちして、新らたなひらめきや直感が生まれてきた気がします。
現状で私が考えていることについて少しシェアしますね。
■ INFPの4つの心理機能
まず、INFPの4つの心理機能として以下のようなものが指摘されていますよね。
- 第一機能(主要機能) 内向的感情(Fi)
- 第二機能(補助機能) 外向的直観(Ne)
- 第三機能(代替機能) 内向的感覚(Si)
- 第四機能(劣等機能) 外向的思考(Te)
それぞれの詳しい説明については、他の本やブログなどを参照していただくとして、第一機能(主要機能)が「内向的感情(Fi)」であることに着目してみます。
■「内向的感情(Fi)」
『ナル心理学』さんのブログから引用させていただきます。
「自分が」どう感じるか、自分の「理想」はどうか、何かに自分が「満足できる」か、それとも「不満足」かということを基準に考え、行動します。
内向的感情(Fi)は自分の進むべき方向を教えてくれる機能でもあります。例えば、いくら社会的に成功したとしても自分が満足しなければ意味がないとも言えます。しかし、内向的感情(Fi)が発達していれば、最初から自分が何に満足するのか価値を置いているのか気づくことができるでしょう。
会社の社員の一人として考えると、
『今のポジションに満足できるか、将来のポジションに「満足・納得」できるか) 』といったように自分に焦点を当てて考えます。
「内向的感情(Fi)と外向的感情(Fe)の違い【心理機能の比較」
https://narukinhonda.com/narushinrigaku/mbti/fi-fe-chigai.html
つまり、上記で言われているのは、
「自分が」どう感じるのか、「自分が」物事をどう見ているのか、
という「自分視点=主観」を基準にしているということです。
INFPの人の場合、「?」となることもあるかもしれません。
「え、みんなそうじゃないの??」と
そうじゃないんだな、これが(笑)
■外向的思考(Te)
例えば、INFPにとっての第四機能(劣等機能)である「外向的思考(Te)」を見てみましょう。
外向性の心理機能であるので、注意は外部に向けられます。 思考の心理機能であるので、理論や原理原則に従って、効率的で合理的な意思決定を行います。
(中略)
合理的であり、素早く断固とした判断を与えますが、その判断基準は幾つかの簡潔な要点にのみ従っており、 考えすぎることはありません。 人、アイデア、技術、制度などを実際に採用するかどうか決めようとする場合、 「実用的か否か」といったプラグマティックな基準が原理原則があります。 そのために、慣習的に用いられている分かりやすい評価基準を好みます。
「外向的思考(Te)「リーダー気質な人」」
外向的思考(Te)とは、理論や原理原則に従って、効率的で合理的な意思決定をする機能と言われています。
客観的なデータや事実から、理論や法則を導き出し、先を見通してどのような行動をとればいいかという
合理的な判断ができる、もしくはそういった見方が簡単にできる能力ということですね。
(INFPは、この機能が最も未発達と言われているわけですが・・・)
Teが優位なタイプは、ESTJ、ENTJ、ISTJ、 INTJと言われています。
これらのタイプの人に実際に会ったこと、話したことがあるとわかると思いますが
INFP型と全然違います。
彼・彼女らは、起きている現象を「観察」して、そこから「一般法則」を導き出します。
その「一般法則」に従って物事を考えています。
そこに「自分の感情」とか、「自分の思い」とかは介在しません。
そこにある事実+自分の観察眼+客観的なデータ=原理原則、という感じです。
いや~、すごいですね笑(INFPの理解の範疇を超える)
それで、ここで便宜的に「内向的感情(Fi)」を「主観」、「外向的思考(Te)」を「客観」と言い換えてみたいと思います。
これはMBTIのテキストやその他の文献・研究に基づいたものではなく、
あくまで私自身が理解するために図式的に簡略化したいと考えたからです。
人間にはだれしも「主観」と「客観」の両方を持っていると言えますが、
その割合や、もともとの脳の仕組みというか、生まれ持った視点というのがあり、
「主観が強め」に出てくるタイプと、「客観が強め」でものを考えているタイプの人がいると仮定します。
とすると、INFPとは、かなり「主観が強め」なタイプとして規定できるのではないでしょうか。
そもそも、こういう話をした時、「主観が強め」の人は、そうでない場合の思考の在り方というのが全く理解できないと思います。
それも、「主観強め」である根拠にもなります。
他の人の視点を取ることが(根本的に)難しい、という性質です。
もちろん、「主観」「客観」はグラデーションなので、「主観」100「客観」0は生まれたばかりの赤ちゃんですから、
鏡を見て自分の姿を客観的に見たときから、少なからず「客観」の視点は育っているはずです。
ただ、「内向的感情(Fi)」が発達していくとともに、「外向的思考(Te)」(客観)とのアンバランスさが際立つようになり、
他のタイプよりも「主観が強め」というものの見方に収まっているのではないかと考えられます。
(私の仮定なので、確定的な話ではありません)
「主観が強め」ということは、何かを見たとき、経験した時にまず、「自分がどう感じるか」ということを強く意識します。
また、何かに対して、強く「好き」だとか、「嫌い」だとか、「快」「不快」など、さまざまな感覚や感情を、「自分の視点から」感じます。
それが、「内向的感情(Fi)」/「主観」が強い人の特徴であり、弱点にもなる部分ですが、
私は、まずそれを自覚し、戦略的に活用していくことで、
INFPの人生を生きやすく、そして豊かにしていくことが出来ると考えています。
つまり、
自分は「主観強め」人間なんだ、と開き直る道でもあります。
続きます。
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