こんにちは!!nagisa(なぎさ)ですウインク

 

前回の記事で、INFPは「主観強め」人間なのではないか、という話を書きました。

 


今回もその続きです。

MBTIの心理機能の話について詳しい方からすると、当たり前のことなのかもしれませんが、私にとってこれが腹落ちしたことでいろいろな考えがつながった感があるので、書いておきますね。

 

■「内向的感情(Fi)」=「主観」

前回、INFPの第一機能(主要機能)である「内向的感情(Fi)」は、

 

「自分が」どう感じるか、自分の「理想」はどうか、何かに自分が「満足できる」か、それとも「不満足」か

 

ということを基準にして物事を捉える心の動きだと確認しました。

参考:「内向的感情(Fi)と外向的感情(Fe)の違い【心理機能の比較」

https://narukinhonda.com/narushinrigaku/mbti/fi-fe-chigai.html

「内向的感情(Fi)」を、ここでは「主観」と言い換えます。

一方、その他の心理機能には、外向的思考(Te)などのように、

主観とは別に、理論や原理原則に従って、効率的で合理的な意思決定をする機能があります。
「自分」ではなく、「他者」、もしくはより抽象度の高い視点に立って物事を捉えられる視点と言えるかもしれません。
これを、「客観」と言い換えます。
(※「主観」と「客観」への言い換えは、私独自のものです。現時点で合ってるか間違ってるかはわからないので、話半分で聞いてください)
 

で、
「主観」が中心の人と、「客観」が中心の人では、見えている世界が違う!

 

ということなんですね。私が言いたいのは。
INFPは「主観」が中心になっているということです。


もちろん、これは、INFPが主観オンリーというわけではなく、その他の人に比べて「強め」だということなので、「客観」がゼロで自己中とかそういうわけではありません。
また、「他人の視点に立って考える」とか、「他者に共感する」とかが出来ない、という意味でもありません。
素の状態で、どうなっているかという、発想の方向性のようなイメージです。

 

■「前者・後者」議論との関係

ここまで考えたときに、「何かこういう話前も聞いたような…」とピンと来たんですね。


そう、心屋仁之助さんの「前者・後者」議論です。(知ってる人いますかね?)


2016年ごろ、心理カウンセラーである心屋仁之助さんが、人間のタイプを「前者・後者」と分けてそれぞれの「世界の捉え方」の違いを区別して、大きな反響と議論を巻き起こしました。

簡単に言えば
・前者・・・
空気が読め、理解、理論、表現、処理能力が比較的高い マルチタイプ

・後者・・・天然、癒し系、言葉をストレートに受ける 集中タイプ


と言われており、両者を区別するための質問として「●人の話を聞いてて、頭がシャットダウン(真っ白)になるか?」に「イエス」があれば、後者。「NO」ならば前者、という判断ということらしいのです。

参考:

■【永久保存版・全体概要】前者・後者は世界を救う?! 前者後者ってなんだ?

この話を、もっと図式化されているのが、むかえさんによる以下のブログです。

【拡散希望】後者による 「後者に何が起こってるのか/前者との決定的な違い」
 

私は、心屋さんの説明より、むかえさんの話と図の方がわかりやすかったです。

この前者/後者論が出てきたとき、「頭真っ白にはならないしなぁ」と、私自身は「前者」なのかなぁと思っていたんですが、むかえさんの図を見ると、「やっぱり後者か?」と思い、当時はいろいろ考えてもよくわからなかったので、「どっちもある」というところで落ち着いてそれ以後忘れていたんです。

最近INFP関連で「内向的感情」について調べていたところ、「前者・後者」議論を思い出し、上のむかえさんのブログにある前者と後者による「(心理的)視界」の図にかなり近い話ではないか?と気づいたわけです。

むかえさんのブログによれば「後者は一言でいうと自己中」(nagisa注:自分視点という意味だと思います)
「一方前者は、最初から自分以外の複数の視点を同時に把握できています。他人から自分がどう見えているかも常に意識に入っています。」ということで、
かなり、私の言う「主観/客観」に近いのではないかと思います。
前者=客観、後者=主観ということですね。

それで、むかえさんのブログには、以下のような記述があります。

「後者にとって他人の視点を意識し続けるというだけでも相当な負荷なところ、

(だから、ただ言えばいいだけのことを「察しろ」みたいな態度を取られるのは、

後者から見れば嫌らしいことこの上ないです)
「(他人の視点に立って) 自分を見張る」などというのは、
最も不向きで消耗の激しいエネルギーの使い方なんですが、
後者が前者的に振舞おうとするとそれしかありませんし、
これをやり続けてエネルギー切れになってる人、
自分を見失ってる人が現代日本に多々いるのだと思います。」


つまり、主観タイプなのに(後者)、日本社会において客観タイプが多く(前者)、また、仕事上でもその力が求められるため、疲れてしまっている主観タイプが多い、ということです。

これって、INFPの悩みじゃないですか・・・笑い泣き

主観タイプが客観タイプをまねしても、疲れるだけ。
そして、客観タイプが無意識にできる「他人の視点に立つ、客観的に物事を判断する」という方向性で、競い合おうとしても負けてしまう。

私も、非常に共感するところであります。

主観タイプが頑張って客観能力を身に着けようにも、それが自然にできちゃうナチュラル客観タイプと比べると、ゴミレベルになってしまうし、なにより疲れてしまう。


じゃあ、どうするの、という話なんですが、私はやっぱり

主観強めタイプは、その特性を生かしていくのがいい
 

と思います。
つまり、「客観をあきらめる」ということでもあります(笑)

完全にあきらめるわけでもないのですが、限られた部分に「客観力」を養っていくことに注力する、というイメージです。

ここからの話は、私が、INFPの生きる道を切り開く方法として考えていることともつながっていくのですが、

これまで自分でもぼんやり考えていたことが、確信に変わったところでもあります。

とりあえず、次回に続きます。

 

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