こんにちは
nagisa（なぎさ）です
前回の続きです。
前回のブログでは、「自分を好きになる方法」として、
「自分を好きになる」という状況を作ってから、「幸せになる」もしくは「やりたいことをやる」という結果を生み出そうとするのではなく、
「自分が真にやりたいこと、好きなことを認識して、実行する」ことを通して、
結果的に徐々に「自分が好きになる」という状況に達する
という方法についてお伝えしました。
そのための、具体的な実践方法についてもご紹介しました。
その実践の５つのステップの中に、
①「自分を好きになるかどうか」をいったんわきに置き、まず「自分は何が好きなのか」に集中し、それをある程度明確にしていく。
③実行した結果を受けて（自分の心の動きや感覚など）、「自分が好きなもの」や「自分がやりたいこと」「快適さを感じること」をより細かく、輪郭をはっきりさせ、明確にしていく。
という過程があります。
ここでは、自分の「好きなもの」や「やりたいもの」の傾向をより細かく、はっきりと明確にしていくということを、提案しているわけです。
今回は、その方法について具体的にお伝えしたいと思います。
■「好き」の掘り下げ方
例えば、「自分は音楽を聴くのが好き」ということを例にとってみます。（みなさん、それぞれ、ご自分の好きなものに当てはめて考えてみてください
）
まずは、「どんな音楽が好きなのか」、それを明確にしていきます。
どんな歌手が好きなのか、どの年代なのか、どのジャンルなのか。
曲調なのか、歌詞なのか、アップテンポなのか、バラードなのか。
自分は、どんな基準から、その「好きな音楽」を選んでいるのか。
自分だったら、わかるはずです。
自分の「好き」の傾向について。
自分はなぜ、この曲が好きなのか？を自分自身に問いかけてみます。
ただ漠然と聞いていたものを、「自分」を基準に意識化していきます。
好きな曲がたくさんある場合は、こういう曲はあまり好きではないな、というところから考えてみてもいいと思います。
とにかく、実際に聞いてみて、自分が「これだ！」と思うものから、発想を広げてみます。
なんとなく、よくわからないけど、この二つの全然違う曲が好き。というところから、深堀していってもいいと思います。
注意してほしいのが、自分の基準を掘り下げるときに、世間的に言われている評価やカテゴリからではなく、自分の価値観や感性を頼りにしてほしいということです。
例えば、音楽の場合だったら、自分の好きな曲は、ポップスなのか、ロックなのか、という、すでにあるカテゴリに当てはめて考えるのではなく、ジャンル横断的に見て、どういった曲が好きなのか、その共通点を探るということです。
ジャンルが全然違う曲が好きになることもあるでしょうし、同じジャンルの中の曲をすべて好きになるわけでもないと思います。
むしろ、ジャンルや形式が全然違うのに、なぜ、それらが好きなのか、というところこそを掘り下げるのです。
ある程度掘り下げた結果から、どういった傾向があるかを把握したら、さらにそれを追求していく2つの方法があります。
1つ目は、同じ傾向のものをとりあえずひたすら聞き続ける。
同じ傾向だと思っていたものの、差異が見えてきます。
AはBよりも好きじゃない、Cはちょっと違う方面だな、など、より詳しく見えてきます。
2つ目は、そのジャンルの大本となるものを探ってみる。
例えば、まったく違うジャンルの2曲が好きだと思った。調べてみると、編曲者がどちらも同じ人だった。→その編曲者の曲を聴いてみる。
自分が好きな曲には、高い声×切ないメロディーという共通点があった→似たような曲を探してみる
こうして、掘り下げていくと、「自分の好きなもの」の範囲と輪郭がはっきりしていき、さらに、新しく「好きなもの」に出会える可能性が広がります。
■好きなものから自分を深堀りする方法
ここまで、普通の意味での「好きなもの」の掘り下げ方について書きましたが、まあ、このあたりの話は、普通によくある就活本とか、「やりたいこと」を仕事にする本、みたいなものに書かれてあることと大差ないと思います。
次回は、そこから一歩進んで、INFP、内向型人間さんのために、より抽象度を上げて、「好きなもの」から自分を深堀する方法について述べていきます。
（ハードル上げてるけど、大丈夫か！？笑）
次回に続きます。
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