夜話 107 善悪の根元 | コール通信 UsuiTukasa

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 二宮翁のことばに、善悪の論ははなはだむずかしい。本来を論ずれば、善もなく、悪もない。
善と区別するから悪というものができるのだ。もともと人間の身の勝手な都合からできたもので、私のいう人道の上のものなのだ。・・・・・・・・

もともと善も悪も一つだ。もともと一つのものであるものの半分が善とすれば、後の半分は必ず悪になる。それを、あとの半分にも悪がないように願うのは、できないことを願うものだ。・・・・・・

私たちは、自分の都合の面から一つのものを見て、良し悪しを判断している。良し悪しは、自分の都合であり、自分にとって良いことが、他の人には悪いことがあり、また反対もある。この道理で今日を見てみるとよくわかる。

訳注 二宮翁夜話(上) 参考