こんにちは
スタディサポートMJ入間の管理者、レオです



今日は、東京都にある
旭出学園(特別支援学校)
で開催された、
マカトン法セミナー
に出席して来ました



マカトンとは、英国
で開発されたコミュニケーション方法です。

・手話に似た動作によるサイン
・言葉による会話
・線画によるマークやシンボル
で構成されていて、このうちの動作によるものをマカトンサインと呼んでいます。
言葉を使ったコミュニケーションを苦手とする人達(学習者)の助けになるのはもちろんですが、私はむしろ支援者の成長を促すツールでもあると考えています。
例えば、放課後等デイサービスの活動の際に、司会となる職員が子ども達に声を掛ける場面があったとします

下の文章を、チャキチャキ元気良く、早口で読んでみて下さい。
「はい、どーもー。皆さんね、お元気ですか
今日はね、○○のプログラムをやっていこうと思います
えー、宜しくお願いします
」



お笑い番組の前説明
の様な場面では、元気があって良いかもしれません。でも、療育の場ではどうでしょうか。速いスピードで行う声掛けと説明では、分かりにくいと感じる子どももいます



マカトンサインを使って話すと、サインの動きに合わせる為に、自然と言葉や説明もゆっくり話す様になります

職員のサインを意識する為に、子どもと視線が合う場面も増えます

声掛けが一方通行になる事なく、時間がゆったりと流れて行く感覚が、私は大好きです



今日は座学中心のセミナーでしたが、より実践的なワークショップにも参加してみたいです

資料や本を読んで、これからも勉強して行きます



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関口玲生