こんにちは
スタディサポートMJ入間の管理者、レオです
今回は、
「避難訓練」
の様子をお伝えします
ハッキリ言って、多くの子ども達は避難訓練が
嫌い
です
遊ぶ時間が減る、めんどくさい、もう飽きてしまった等、理由は様々です。本当の災害の時、命を守る為の大切な避難訓練ですが、そんなイメージを持たれるのは悲しいですね
「真面目で真剣に、なおかつ興味を持ってもらえる内容」を意識して、初めての訓練を実施しました
活動の見通しが持てる様に、始まりの会で訓練の流れを説明します。
「16:30 震度5強の地震発生。キッチンの電子レンジから出火」という設定です。
職員が地震発生を伝えると、子ども達は速やかにテーブルの下に隠れます。学校で行なっている訓練の賜物です。私、腕時計⌚️を見ていますが、訓練にかかる時間を測っています。
数十秒後に地震が収まり、出火を職員が確認。避難誘導を開始します。MJ入間が入るビルの階段下に、一時避難です。
階段を降りる際、誰もふざけたり、走ったり、雑談したりする事がありませんでした。
避難の間、職員は初期消火練習と、通報訓練を同時に実施します。子ども達だけの訓練ではなく、職員も同じです。
実際に119番に連絡して、やり取りを行いました(事前に消防署に申請を行なっています)
階段下に集まったら、点呼を実施します。室内の最終チェック報告を受けて、全員の無事が確認出来ました
ホールに戻って、訓練の振り返りを行います。避難誘導開始から、全員の無事が確認出来るまでにかかった時間は
約2分30秒
でした。ビル下への一時避難とはいえ、優秀な結果ではないでしょうか。
その後、通報訓練を実施した伊藤さんから、119番に電話をかけた時のやり取りの紹介があったり…
非常持ち出し袋の中身を紹介したりしました。
最後は全員で、
だんご虫のポーズ
と呼ばれる、身を守るポーズの練習です。少し浮かせて頭を覆う両手は、落下物から首や頭部を守り、かがんだ身体は表面積を小さくして、これも怪我の危険を減らす狙いがあります。
転倒を防ぎ、お尻をつけずにいるので、あらゆる方向に逃げる事も可能です。自分を守るだけではなく、災害に対しての
攻めのポーズ
として有名ですね
私のお手本の図。財布を落として頭を抱えている訳ではありません
訓練は無事に終了しました。災害は起こらない事が一番ですが、いつか必ずやって来ます
ただ逃げて、話を聞いて終わるのではなく、体験的な要素や、身体を動かしながら行なう事が大切です。これからも、子ども達・職員共々、訓練を重ねて備えたいと思います
株式会社メルフィス
スタディサポートMJ入間
関口玲生