字を書くのが楽しくなり、もっとお稽古したくなるペン字・書道教室の太田真采世です。
今日は6月に国立新美術館で開催予定の「日本の書展」の作品のブロマイドと図録が届きました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210430/21/infomasayo/72/d5/j/o3969297714934573706.jpg?caw=800)
昨年から数々の展覧会が中止になり、ちゃんとした図録を見るのも久しぶり・・・。
ゴールデンウイークとはいえ、家で自粛生活ですので、図録を観て目習いをさせていただきます。
作品は展覧会会場で実物を観るのが一番ではありますが、仮名の場合はスマホで撮った写真をスマホで見たり、図録の写真で見たり・・・という方がわかりやすいこともあります。
それは『濃淡の変化の量』についてです。
写真は当然、実物よりももの凄く小さいですから、一つ一つの文字なんて細かくは見えません。
その代わり作品全体が視点を動かすことなく目に入りますから、濃くてよく見えるところと薄くてぼんやりしか見えないところの差が歴然です。
その差がいかに大きくて、作品の見せ場が十分に表現されているかどうかが、写真の方がわかりやすいのです。
あなたももし作品や課題を書いていたら、一度作品を写真に撮って比較してみてはいかがですか?
実物を並べたのではわからなかった点が見えてくるかもしれませんよ。