文字を書くのが楽しくなり、もっとお稽古したくなるペン字・書道教室の太田真采世です。
とうとう令和2年が始まりました。
今年はどんな年になるのか、どんな年にしようかと、色々と思いを巡らせております。
今日年賀状を受け取りましたか?
私はもちろん年賀状は出しましたが、昨日も今日も普通のハガキを書くことがあり、宛名を書いていて思いました。

宛名を書く時に、あなたは何を気にしますか?
①郵便番号が間違っていないかな?
②住所や名前を書き違えていないかな?
③字をきれいに書きたいな。
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それって全部正解です。
①と②はきちんと調べたり、見直せば出来ることですよね。
③は、きれいに見えるポイントを覚えて練習すれば叶います。
でも③を叶えるためには④が必要です。
④とは・・・
『レイアウトを整える』です。
いくら字がきれいでも、相手の方の氏名が住所と同じくらい小さかったり、相手の住所がハガキの端に寄ってしまっていたら、きれいに見えません。
相手の方の氏名はハガキの真ん中に住所より大きく書き、相手の住所は住所のみなのか、会社名や部署、役職まで書くのか等によって、余白を意識してきれいに配置しましょう。
レイアウトが整っていると、字が何割も増してきれいに見えます。
字をきれいに書くということは、字の書き方だけでなく、レイアウトにも気をつけて書くということも含まれているんです。
そしてこの『レイアウトを整える』ということは、相手に対する思いやりだと思います。
相手に読みやすいように・・・そういう気遣いの上に成り立っているものだと思うのです。
『字を書く』ということは、ただ線を書いて文字を組み立てるのではなく、そういう心の表現行動だということに気付いてもらえると、字の上達も加速するんですよね。
あなたも新しい年に、字をきれいに書けるようにお稽古を始めてみませんか?
一緒に心の表現行動を重ねていきましょう。
体験受講でお待ちしております。