こんばんは。
人前で手書き文字を書くのが恥ずかしい人のためのペン字・書道教室の太田真采世です。
今日は午前中がイオン船橋店でのカルチャーのお稽古でした。
体験受講にいらした方には、ある文章を普段その方が書くように書いていただきます。
そしてその方の書き癖を拝見させていただくのです。
今日も体験受講の方がいらっしゃったので、いつもと同じように書いていただき、その字を見て批評させていただくと・・・。
「先生が最初に“パッと見た印象がまず子供っぽいと思います”とおっしゃったのが凄いなと思いました。まさに私が長いこと悩んできた点をズバッと言い当てられました・・・。」
はい、その方が長年悩んで気にしていた部分をお稽古開始直後にグサッと刺してしまったのです・・・。
でもその方の書いた文字は、きれいでもないけれど、汚いってほどでもない。
ただ文字の大きさがみーんな同じようで、文章に全くメリハリがないんです。
おまけに一文字一文字もメリハリがなく、ボヤんとした印象なのです。
文章を書くときには
漢字 10、ひらがな 7、カタカナ 8という黄金比率を意識して書くことが重要です。
また画がたくさん並んでいる場合、どこか1本を長く強調するときれいに見えます。
ぜひ意識して書いてみてくださいね。
またペンの持ち方にも問題がありました。
通常は親指、人差し指、中指の3本でペンを支えるのですが、その方は5本の指を使って握りしめるように持つので、ペン先の可動域が狭く、とても疲れるそうです。
ペンの持ち方が変だと余計な力が働くので、とても疲れちゃうんですよね。
まずはペンの持ち方を矯正するかどうかについて話し合いました。
ご本人は今更矯正しても直るのかが不安だし、それこそもっと書けなくなるとおっしゃったのですが、私はこれから先まだ長く関わる問題なので、この際直した方がいいとお勧めしました。
結果・・・、持ち方の矯正から始めて、美文字のお稽古を頑張られるそうです!
「先生、次のお稽古までに練習してきますので、宿題を出してください。」と超積極的。
そうきたらもうしつこいくらいに注意して、確実に矯正しますよ!
来月から本講座でお稽古を始められるそうなので、私も楽しみです。
あなたもペンの持ち方から矯正してもらえる教室で美文字のお稽古を始めてみませんか?