こんばんは。
人前で手書き文字を書くのが恥ずかしい人のためのペン字・書道教室の太田真采世です。
今日は渋谷で月に1回の自分のお稽古でした。
この前の日曜日に京都から帰り、連日の講座をこなしながら、昨夜は徹夜で作品を仕上げ持参しました。
京都で色々と得た情報を取り入れ、またまた作品を手直しして・・・。
「おう、だーいぶ良くなったじゃないか!」と言ってもらえるはずでした・・・、私の予想では。
しかし、
シカシ、
SHIKASHI!
「京都の方がええじゃないか!品があるで!」
「今回のはダメじゃ、戻せ!」
「この紙じゃ墨の変化が出ん!今頃はもう本番の紙に書かんかい!」
・・・・・ん~~~、がっくりでした。
徹夜でヨレヨレのところが、さらにヨレヨレです。
色々盛り込みすぎて、全体の統一感が崩れ、文字の大きさもばらつきが出てしまったようです。
しかも締切まであと1か月あるので、本番用の用紙に書くのはまだもったいないかなー・・・とケチったのが裏目に出ました。
とほほ・・・。
京都で書いた作品に一部戻す予定です。
作品制作って、ほんとうーにこんなことの繰り返しです。
でもこの一見無駄のように思えることも、やってみてだめだと気づき戻すのと、やってみないのとでは意味が違います。
すごろくの『振出しに戻る』ってのがありますが、今回の件は『2つ元に戻る』だと思います。
次にサイコロの目が大きければ、それでいいんです。
だからめげずにまた元に戻しつつ、さらに進化させるように頑張ります。
こういう地道な作業をしている先生に会いに来ませんか?