『お迎え』のきれいな書き方 | きれいな字が書けるようになり、自分に自信が持てるペン字・書道教室:銀座

きれいな字が書けるようになり、自分に自信が持てるペン字・書道教室:銀座

「人前では恥ずかしくて手書き文字を書きたくない!」って思っていませんか?それ、解決しましょう!
当教室では、ペンの持ち方やお手本の見方はもちろん、宛名の書き方やのし袋の書き方もお伝えしています。明日から、手書き文字が書きたくて仕方なくなりますよ!

おはようございます。

人前で手書き文字を書くのが恥ずかしい人のためのペン字・書道教室の太田真采世です。

あなたは年賀状を書き終わりましたか?

えっ?これからですか?

年賀状に「良い年をお迎えのことと存じます」などと書くと思いますが、この『しんにょう』がなかなか書けない人が多いんです。

教室でレッスンしていても、みなさん手こずっております。

そこで今日は『お迎え』のきれいな書き方をお伝えします。



まずは字の大きさですが、『迎』は漢字ですから『10』、『お』『え』はひらがなですから『7』になるように意識してください。

定規で計って書くわけではないので、あくまで漢字は大きく、ひらがなは小さくをイメージするということです。

そして『お』の最初の画は縦画より左の部分を長く、右を短くしてください。

縦画は下でいったん止まり、斜めに少し上げてまた止まり、そこから斜め右にぐーっと張り出していきます。

そして点に向かってはねあげてください。

ここで『点に向かう』ということが意識できていない人が多いので注意です。

次に『迎』の字ですが、この字は『しんにょう』がポイントです。

『てん』を打ったら、少し空間をあけて、右上がりに横画を書きます。

横画からくねくねと下したら、ここがポイント!

斜め左下に書いた線を戻っていくようになぞって上がります。

ここで書いた線を戻らないと『×』であげているような、しまりのない『しんにょう』になります。

そして書いた線を戻ったら、そこから斜め右下に下しいったん止まる。

止まってから払いを書きます。

この『いったん止まる』位置よりも内側に、上に乗せる物を書き終わってください。

上に乗せる物が『しんにょう』から落っこちそうなのはダメです。

次に『え』ですが、点を打ったら空間をあけて右上がりに横線を書きましょう。

左下に斜めにおろし、そこから来た線を途中まで戻るようにして右斜め上に上がり、中心線上でまっすぐ下します。

線が折れ曲がる部分はしっかりと止まってから、次の方向に進んでください。

そして真下で折れて横画を書きます。

最後の横画が中途半端に短くならないように気を付けてくださいね。

いかがですか、うまく書けましたか?

やっぱり『しんにょう』は難しいという方は、こちらにお越しくださいね。

新年は7日(水)の夜のお稽古から始まります!