こんにちは。
人前で手書き文字を書くのが恥ずかしい人のためのペン字・書道教室の太田真采世です。
おととい〝知っておきたい『暑中お見舞いはがきの書き方』(基礎知識編)”という記事を書かせていただきました。
昨日実際の書き方についてお知らせするはずでしたが、できなかったため、今日続きを書かせていただきます。
はがきといえど、いきなり書き出すのではなく、きとんと全体のレイアウトを決めてから書きましょう。
文章が何行になるのかにより、均等な線をえんぴつで引いて、その上に文字を書くようにするといいでしょう。
冒頭と最後の行の脇は、それぞれ1行ずつの余白を取りましょう。
最初の「暑中お見舞い申し上げます」は本文より大きめの字で書くようにします。
1行目と2行目を少しずらして、「お見舞い」の下部と「申し上げます」の上部に余白を取ると、涼しい感じが出ますし、まとまって見えます。
本文は「暑中お見舞い申し上げます」の文字の大きさよりも少し小ぶりに揃えましょう。
行の高さを揃えると、きれいです。
文章を書くときに共通して言えますが、漢字が10、ひらがなが7くらいのイメージで書くと、文章にメリハリがでます。
涼しげなはがきがたくさん売っています。
写真のはがきは今年のかもめーるはがきです。
絵柄に文字が重なってしまうと見づらくなるので、絵柄をよけて文字を配置する気配りも必要です。
いかがですか?
今年は暑中見舞いを手書きで送ってみませんか?
自力では難しいという方は、こちらにどうぞ。