とても恥ずかしくて買えない本 | 情報商材に騙された情報商材バカの君へ餞を

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ネットビジネスで一攫千金を夢見ている君たちへ。もう、終わりにしよう。

やあ、君か。

先日本屋へ行って小説をいろいろ買いこんできたんだけど、
おかげさまで寝不足だよ。


読み手をぐいぐい引っ張る小説のような文章力や構成力は必要ない。
コピーライターと名乗る方は口を揃えてこうおっしゃる。

ひどいのになると、テンプレートに当てはめるだけでOKとかさ。


僕はそう思わないな。

小説家を目指すわけじゃないにしろ、
ブログやメルマガで読者を惹きつけるには力がいるから。

キャラクターが確立されているなら、ある程度大目に見てもらえるけどね。

それでも、素人だってコピーライターとして活躍できるんです!
なんて言うのは詐欺師だと思ったほうがいいよ。


さて、本屋であるコーナーに入った時。
とても恥ずかしくて僕ならとても買えない本を見つけたんだ。

なんだと思う?


恥ずかしい




ビジネス書は似たり寄ったり

そこはある意味大人のコーナーで、
自己啓発本やらビジネス書がずらーっと並んでいたコーナー。

30代までに何をしておくとか、
部下に慕われるにはとか、
ねずみの国はどうやって儲けているかとか、
夜のお姉さんに接客を学ぶとか、
なんとなく想像つくだろう?


さほど大きな本屋ではなかったから、
マーケティングの専門書じゃなく入門書が多いような店。


で、似たり寄ったりの本が並んでいる中、
ある一冊の本が目にとまった。


正確なタイトルは覚えていないし、興味もないんだけど、
君はもしかして買ったかもしれないね。



アメブロで稼ぐとかなんとかいう本を。




恥ずかしくて買えない本

僕は、カウンターに誰がいようと、
それが若いお姉さんでも大人の本を買うことにまったく抵抗はない。

でもね、その本を手にとってカウンターで精算することを考えると、
もう恥ずかしい気持ちでいっぱいさ。


「え?何コイツ。アメブロで稼ぐとか頭イカれてんじゃないの?」

そう見られると思っただけで、もうダメ。


僕がもしそんな本を持ってカウンターへ向かっている人を見たら、
たぶん笑ってしまうと思う。

目の前に情報バカがいるよ…って。


いや、笑われたって何したって結果を残せば誰も文句は言わないよ。


ただ、成功するまでの世間の目はそんな感じじゃないかと思う。

嘘っぽいセールスレターでもよく出てくるだろう?
「ネットで稼ぐんだ!と言ったらみんなに笑われました。」ってさ。


恥ずかしげもなく目をランランとさせながらそんな本を買える人。
友達が遊びに来ても堂々と棚に本を並べておける人。

尊敬するね。




僕も数稽古をこなせばそんな本を堂々と買えるようになるんだろうか。



じゃあ、また。