この度入社2年目にして初めてスタッフ日誌を
担当させていただくこととなりました。
日々電話を受けていると、お客様ご自身のご注文だけではなく、
心温まる贈り物としてのご注文を承ることもあります。
子育てに奮闘する奥様へ、闘病中のお母様へ、
還暦を迎えたお祖母様へ、など、
心温まるお話にいくつも出会うことができました。
今回はその中で、
昨年末に出会った心に残るワンコールをご紹介します。
高校卒業後、遠く離れた土地で
一人暮らしを始めたお嬢様へ化粧品をプレゼントしたい、
というお母様からのご注文のお電話です。
なかなか会いに行くことはできないが、
年末年始のお休みには帰省してくるため、
その時に渡したいとのことでした。
「昔から洒落っ気がないため、お化粧を教えてあげたいの」と、
嬉しそうにお話ししていらっしゃいました。
「どんな色がいいか、手軽にできるようなものの方がいいわね」など、
ご相談を受けているうちに、
お母様がどれだけお嬢様のことを毎日心配しているかというお話を
たくさん聞かせていただきました。
「自炊はできているか、戸締りはちゃんとしているのか、
不自由していることがないか、心配事は尽きないけれど、
これも成長の一段階なのだろうから私もじっと我慢をして
あまり電話しないようにしているの」
と仰っていたお客様。
私も高校卒業後に遠く離れた場所で一人暮らしをしていた経験があり、
お客様が心配しているというそのお言葉は、
ずいぶん聞き覚えのある内容ばかり。
私も当時は母からよく電話がかかってきたものです、とお話しすると、
「そうなのよ! きっとお母様も心配していたに違いないわ!」と、
ずいぶん話が盛り上がったのを覚えています。
参考までに、と恥ずかしそうにお客様が切り出した質問は、
お化粧品の使い方ではなく、
「その時あなたはどんな生活をしていたの?」というものでした。
お嬢様にはあまり聞けないから、と仰っていたため、
私だけではなく周囲の一人暮らし初心者だった友達のエピソードも交え、
何が困っていたか、そして周りの友人達とどれだけ楽しく
毎日を過ごしていたかをお話ししました。
数々の料理の失敗談もまたいい思い出話です。
「きっと、ご自身で奮闘しながらも楽しく過ごしていると思いますよ」
とお話しすると、とても喜んでいただきました。
「話を聞いて安心したわ」と感動されたような声色で言っていただき、
帰省したらお嬢様にたくさん話を聞いてみる!
と意気込んでいらっしゃいました。
ご注文を済ませてお電話を切る際、
お客様からいただいた「どうもありがとう」の一言は、格別。
この仕事をしていて本当にお客様のお役に立てたと実感できる瞬間でした。
その日の帰り道、母のために母の好きなモンブランを買って帰り、
小さな親孝行をしたのも良い思い出です。
このようなお話ができる機会は多くはありませんが、
今後もお客様に寄り添い、喜んで頂けるような対応ができたらと思っています。
ニックネーム :りー
特技 : 人付き合い
趣味 : 食べ呑み歩き
座右の銘 : 一か八かにばちは無し
愛読書 : 旅行関連書籍

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