グロービッシュは、元々はフランスで生まれ、そこから日本やアジアなど非ネイティブの国
に普及していきましたが、おそらく「Globish」を知っている外国人はまだ少ないでしょう。
ですが、「Plain English=簡易な英語)」といえば、かなり人が理解してくれます。
実際、米国SEC(証券取引委員会)など公的機関が作成する公開資料や文書などは
Plain Englishで書かれているものが多いです。
なぜか?
SECが公開する資料は、米国人だけでなく、世界中の企業や投資家が読みます。
そこで、難しいネイティブ英語を使えば、間違った解釈をされる可能性があるからです。
なので、以前はネイティブ英語で取引運用ルールを公開していましたが、
現在はすべてPlain Englishに変更しています。
必ずしも、Plain English=グロービッシュというわけではありませんが、
世界中の人々が理解できるシンプル英語という意味では、まったく同じものです。
ですので、呼び方は別として、政府も企業も、世界へ向けて発信する英語の運用は
グロービッシュ的な方向になりつつあるといっても過言ではないでしょう。
フィナンシャルタイムズなど世界中のビジネスパーソンが読んでいる
英字経済新聞の場合も例外ではありません。
少し今日は長めの内容ですが、興味深い記事なので、ぜひトライしてみてください。
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2015.06/15 フィナンシャルタイムズ より
"Study outlines theme park-style factories of the future"
BMW has taken the open plan office to a different level.
At the carmaker’s Leipzig factory in eastern Germany,
a parade of cars fresh off the assembly line passes over
the heads of office workers as a constant reminder of the business they are in.
This will be the factory of the future, according to Arup,
the London-based engineering consultancy, where boundaries
between blue and white-collar employees are being broken down.
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今日のキーワード
【assembly】=組み立ての
【pass over】=通りすぎる
【boundaries】=境界線
この記事の場合、タイトルだけだと、内容は想像しにくいです。
なので、1行目を最初に読むと良いでしょう。
<1行目>
主語部分=BMW
動詞部分= have taken
何を= the open plan
<2行目>
主語部分=a parade of cars
動詞部分= passes over
どこを= the heads of office workers
2行目以降は、どれが主語で、動詞なのか一見わかりにくいかもしれませんが、
最初のAt~の文書には、動詞がありませんから、ここは補足情報とみなします。
であれば、その次に来るのが主語である可能性が高い。
いずれにしても、上記のような記事の場合、補足情報が多いので、
基本構造を見極めて、知っている単語から類推していくのが良いでしょう。
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<グロービッシュ的70%解釈例>※英文和訳ではありません。
「事例が示す、テーマーパークスタイルの新しい工場の未来」
BMWは、かなり特異なオープンプランのオフィスを採用している。
西ドイツにある車両工場では、車を組み立てるラインのパレードが
オフィスワーカーの上を通り過ぎる、彼らのビジネスを絶えず思い起こすように。
(ロンドンのエンジニアコンサルタント会社である)
Arup社によれば、これは、未来の工場になり、
それは、ブルーワーカーとホワイトカラーの境界線をなくすことにつながるということだ。
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見てわかるとおり、日本語化しにくい固有名詞や用語はそのまま
英語で解釈しています。
前半の内容が少しわかりにくいかもしれませんが
最後の”boundaries blue and white-collar employees are being broken down.”
がわかると、全体がなんとなく見えてきて、類推できると思います。
とにかく、一字一句訳さず、知っている単語や理解できる文章から
全体を想像していく習慣をつけていきましょう。
ではまた次回!
See you!