110+ヘッドとCVO110ヘッド&ACR | ☆=INFO ATOMIC=☆

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奈良県生駒市でハーレーカスタムのお手伝いやってます!!主にツインカムやインジェクションが得意です
ダイノマシンによるインジェクションチューニング・エンジンカスタム・パーツ取り寄せ・持ち込みパーツ取り付け・その他・・・

今日はおばさんの手術入院の手続きがあって
作業する時間が無く臨時休業状態でした
某医大病院で骨折のため手術をするんですが
折れている箇所が大腿骨で30年位前に同じ足の股関節骨折も手術してて
年齢+痴呆もあってかなりレベルが高い手術になるようです。
健康な若者ならかなり激痛を伴うと思いますが
幸い重度の痴呆が入ってるせいで
本人はあまり痛みを訴えないのが救いとなっております


今日は作業ネタがありませんので頭つながりということで
ストックとスクリーミンイーグルのヘッドの違いについて
思ってることを書きたいと思います。

まず最初に大まかな事しかかけませんので
大体のイメージが伝わればオッケーとご了承願います。


まず燃焼室の形状がストック(ノーマルのtc88・96・103)場合
小判というかバスタブというか
このような形状になってます 
吸気と排気のバルブの大きさは吸気(上側)がやや大きいですが
ほぼ同じ大きさです。



こちらがスクリーミンのビッグバルブ系のヘッドで
左が110+(ワンテンプラス)右がCVO110(シーブイオーワンテン)ヘッド
燃焼室の形がインテークのバルブが大きいためおにぎり型になり
容量も大きくなります。
容量も大きくなるため排気量も103以上から使用可能となります
このヘッド以外にもMVAやハリケーンと呼ばれる
さらにハイフローなヘッドがありますしディスコンになったHTCCや
103ヘッドなどスクリーミンイーグルには沢山の種類のヘッドが存在します。
そのほとんどがレーシングパーツ扱いなので一般のカタログにはあまり登場しません。


バルブスプリングもレブリミットやカムの最大リフト量でそれぞれ違っています。

コレはTC96のストック
TC88から96までヘッドはほぼ共通で大きな違いはこのバルブスプリングと
バルブのステム(シャフト部分)の径が違ってきます。
新しいほうが細く(7mm)でスプリング形状もビーハイブと呼ばれるものに変更されています。
バルブシールも変更されてよくなっています。



↓コレはCVO110ヘッドのスプリング部で
3重構造になっています。
頑丈な構造なんですがマニア?オタク?の間では不評です。

↓こちらは110+ヘッドのスプリング部で2重構造で
CVO110よりさらにリフト量の大きなカムを入れることができます。
ステム径はCVO110と同じ5/16インチです



そのほかの違いは
上から見ればほぼど真ん中にあるACR用の穴が開いているか
いないかです。
ちなみにコレはCVO110でACRを装着した状態
ハーネスの先がACRです



こちらは110+ヘッドでACRを装着していない状態



ストックのヘッドにはACR装着用の穴はあいていません。
ちなみにACRはオートマチックコンプレッショんリリースの略で
始動時に圧縮を逃がしてセルモーターの負担を軽減するためのものです
現行のtc103やtc110には標準で装備されています。

エンジンカスタムでボアアップや圧縮をあげた場合
セルモーターに負担がくるんですが
ACRがあればセルモーターを強化する必要はありません
*MCR(マニュアルコンプレッションリリース)というのもあります。



排気ボートに小さく見える穴が
ACRで圧縮を逃がすための穴です

ACRを働かすためには新たに配線(ハーネス)とECMの設定が必要になりますが
ACRの設定が無い年式には裏技もあります。



吸気バルブの大きさの違いです
左ストック右CVO110(110+はさらに少しだけ大きいです)



難しい数値や理論は書いていませんが
なんとなく分かっていただけたらうれしいです

ATOMICでは常に110+またはCVO110ヘッドは在庫(コレクション?)しています



スクリーミンだけでもすごい数のパフォーマンスパーツが発売されていて
社外メーカーやビルダー系のパーツを含めるとものすごい数になります。

市販車でこれほどにパフォーマンスパーツが発売されているのは
ハーレーしかないんじゃないかな~
エンジンをカスタムしたハーレーは乗ってて走っててホント楽しいです。
スピードを出さなくても体感できます。
アクセルを捻るだけで笑えてくる感じです

ドレスアップが行き着いたら
エンジンカスタムを一考してみてはどうでしょう
もちろん先にパフォーマンス重視もアリです

さらに愛着がわくこと間違いなしです