Dr.誠です。

7/5(日)の東京都知事選。田舎者の私はそもそも関係ないのですが、今回の選挙では小池百合子 vs 宇都宮けんじ vs 山本太郎(6/15出馬表明)、という構図になりそうです。維新から変なネトウヨ系の人もでるようですが。

私、昨年からずっと山本太郎氏のことは応援してきました。が、今回ばかりは『宇都宮さん』の方を応援しています。山本太郎は『国政』でこそ輝く人。政権与党を糾弾する『国会』にいてこそ輝く人。権力にことごとく噛みついて、引きちぎるのが似合う人。原発や消費税や基地問題や国防を語る国政が似合う人。地方自治体の長という仕事は、彼にとって少し適職が違う気がします。

小池都政はオリンピック開催を優先するがあまり、コロナでも散々対応を誤ってきたように、なにか全てを己のアクセサリーとしか見ていないように私には見えます。最近文藝春秋から出版された『女帝 小池百合子』という暴露本でもいろいろ描かれていましたが、嘘も信じ込めばまことになってしまうような、ある種の狂気。そういったものに振り回されてきたのが平成の政治でした。彼女こそ平成の象徴。ここまで落ちぶれた令和の日本と東京をどうするのか、それが問われている選挙だと思います。

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さて私が今回推す宇都宮さん。彼は多重債務者やオウムの被害者を救済するために奔走してきた弁護士さんです。宮部みゆきの有名な小説『火車』に出てくる弁護士のモデルとなった方。彼なら、コロナ恐慌に苦しむ都民に対しても、冷たい自己責任論を振りかざすことなく寄り添い、東京をきちんとボトムアップできる方だと思います。


そして宇都宮さんはフェアな方です。山本太郎氏の出馬が噂されていても、下のように正々堂々と答えていました。上っ面のカッコだけではない、こういう『大人』こそが、いま、東京には必要ではないかと思います。皆さんぜひこの選挙に注目して、そしてできたら、宇都宮さんを応援してほしいと思います。

(以下引用)『都知事選では、出馬なら野党票の分散を招くとの指摘もある、れいわ新選組の山本太郎代表の動向が注目される。宇都宮氏は「出馬されたらいい。もっと論戦を深め、より良い東京を実現するために一緒に選挙戦を戦えたら」と、述べた。』

2020/6/15日刊スポーツ記事より

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