Dr.誠です。


都知事選、本当に残念でした。

蓮舫さん、及ばず。



詳細な総括は他に譲りますが、
「ひとり街頭宣伝」などの
新しい民主主義の萌芽が
花開いた選挙だったと思います。









1位の小池百合子さんは
ひたすら討論から逃げまくってました。
テレビ討論会がないなんて前例がないはずです。
それに対して市民が目の前で
「やめろ」コールを仕掛けた。
選挙妨害ではなく正当な抗議の声です。
素晴らしいと思います。


2位の石丸さんは単なる劣化版橋下徹というか、

まあインタビュー5分見て

気がついた人も多いと思いますが、

単なるハラッサーです。

引っ掛かった人はよーく反省してください。

あんなものにひっかかっているからこそ

安倍さんにアベノミクスで滅茶苦茶にされたんです。



そして蓮舫さんがなぜ叩かれたのかといえば、

それはひとえに声をあげる女性を「生意気だ」と捉える

この国のミソジニー(女性蔑視)の空気であり、

この国の排外主義や外国蔑視の空気であり。

それこそが己を不幸にしている正体にもかかわらず

それに気がつかないのは

日本人の愚かさ、自業自得だと思うのです。


そしてそれは当地のような

「保守王国」という名のクソ田舎では

更に顕著ですけどね。


https://x.com/OneMoreChance99/status/1810086840717951317?t=uToNo8I3i8CXCmFtWuv4vw&s=19




というわけで、

引き続き当方は民主主義ゲリラとして

闘い続ける所存です。


Fxxk自民党。

Fxxkミソジニー&排外主義。




Dr.誠です。
東京都知事選挙が始まりました。











少しだけ。

都庁でプロジェクションマッピングに何十億円とかける下で、今日の食事に困っている人たちが列をなす。そういう小池都政のグロテスクさを、私は先進国の、民主主義を信じる人間として、許すわけにはいきません。

そして同じ空の下で、ただ生まれた国が違うだけの同じ人間を、差別して平気な顔して踏みつけている人たちを、許すわけにはいきません。

「弱者に寄り添えてこそ強者」。弱者を踏みつけることでしか安心できないような人間は、自己責任論を振り撒く人間は、保守でも愛国者でもなんでもない。単なる汚ならしい、古くさい、オッサンたちです。小池都知事を応援する自民党ともども、ゴミ箱のなかに投げ捨てるべき存在です。

この世に正義があってほしい。
そう願うからこそ、私は蓮舫さんを応援しています。




東京からこの田舎の医者のブログを見ている人、東京に親戚や知り合いがおられる人、ぜひぜひ蓮舫さんを応援してください。選挙権のある人は、ひらがなで「れんほう」と書くだけで大丈夫です。

7/7を「日本の衰退を終わらせる日」にしましょう。
民主主義とは、「それ」が可能だからこそ、
世界の人間が信じているシステムなのですから。



#蓮舫と次の東京へ
#蓮舫流行ってる
#東京都知事選挙

Dr.誠です。

 

 

 

 

6月から、診療報酬改定に伴うさまざまな変更があります。我々現場は対応に追われていますが、今回の改定は医療界全体が激怒する、とんでもなく酷い内容のものになってしまっています。

 

2年に1回行われる診療報酬改定。6回連続となる事実上のマイナス改定で、医療機関は深刻な経営危機に陥っています。診療所の倒産は過去にない規模で増えており、インフレ物価高の中で診療報酬を減らされるということは、過去のデフレ下とは全く異なった深刻な意味を持ちます。コロナ下で奮闘したにもかかわらず(そしていまだコロナ禍は沈静化する気配を見せません)、その頑張りを「儲けすぎだ」と評する彼ら財界政府の姿勢はあまりにも異常です。

 

0.88%のプラス改定だと国は強弁しますが、世の中の物価が3~5%も増加する中で上がらなければ、診療所も大病院もスタッフの給料も上げられず、離職や事業縮小が相次ぐことになります。そして今回「プラス」になった部分といえば、無駄でしかない「マイナ保険証利用」に加担すれば雀の涙ほどの点数をつけてやる、といったものや、「ベースアップ評価料」といって従業員の給料を上げた場合は細かな報告義務を課したうえでわずかな点数をつけてやる、といったものであり、本質的には現場を不便にするものばかりです。初診料再診料をインフレ率に合わせてあげることが最も本質的な対応であり、すべての医療機関が恩恵を受けることができます。

 

そしてその「愚かな改定」(こんな改定を許した日本医師会の中医協委員の長島・茂松両氏は責任を取るべきです)の最たるものが、高血圧・糖尿病・脂質異常症の3疾患について、「特定疾患療養管理料→生活習慣病管理料Ⅱ」への点数の付け替え(に伴う減算と書類への患者署名の義務化)、というものです。本当に狂っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

今回ターゲットにされたこの「特定疾患療養管理料」とはなにか。これは内科を中心に、糖尿病や高血圧といった疾患を見ている場合には、病状が安定していて同じ処方を出しているだけのように見えても、急変時への対応のために病状把握をしたり、普段からの体調管理を任されているということを加味して、報酬としての点数をつけられていたものです。私もそういうつもりで患者さん全員に対して包括的な視野で診療してきたつもりです。

 

それに対して国はこの管理料を「生活習慣病管理料Ⅱ」という名前に変えたうえで、点数を大幅に下げ、患者さん全員から「療養計画書」という名の同意書を改めて取り、4か月毎に再度患者意思を確認せよ(これは口頭でよいが書面は作れ)、ということを突然やり始めたのです。「書面でサインをさせる」などという行為は、初診の時ならばともかく、再診の患者さん全員からも行えというのは、現場としてはすでに信頼関係が構築され何一つ困っていない中で、国が箸の上げ下げまで指図するがごとく医師と患者の間に割って入ろうとする、とんでもないふるまいです。おそらく外来はこんな生産性のないことのために、とんでもなく混雑することになると思います。

 

 

 

ではなぜこんなことをするのか。こんな無駄なことをさせるのか。それは政府が医療費を下げたいからに他なりませんが、なぜそこまでして下げたいのか、医療機関の存立にかかわるほど追い詰めて何がしたいのか。

 

それは、「医療費を削った分が彼らの己の懐に入る」からです。具体的に書けば、財界が自民党に毎年24億円ほど献金することで、自民党は彼らの献金が己の懐に(不記載のパーティー券の収入などを通じて)裏金として入り、その見返りとして財界は何千億円と大企業向けの減税をしてもらえたり、仕事を発注してもらえたりするからです。要は我々医療業界を、患者さんを、踏み台にして、社会を壊して、彼らが一方的に肥え太るシステムを支えさせられているのです。我々市民には出せない額の献金で政治を買収し、一方的にその果実を謳歌しているわけです。だからこそ、「自民党の」裏金問題、企業団体献金は絶対に許してはならないのです。

 

 

 

 

思えば犠牲になっているのは我々医療業界だけではありません。日々まじめに働き税金や保険料を納めている我々全員が、こうした腐敗した自民党政治の犠牲者なのです。30年失墜し続けた日本の敗因そのものなのです。一人一人を踏み台にしながら、活力を奪いながら、どうして国が栄えることがあるでしょうか。もはや「自民党を支持しているなどと恥ずかしくて言えない」という感覚が当たり前です。

 

一緒に政治を変えましょう。そして変えていく主役は政治家ではありません。問題意識を持つ「我々一人一人の市民」です。何が起きているのかを知り、一緒に立ち向かいましょう。そして愚かな「偉い人間」に対しては私のようにきちんと中指を立てに行きましょう。彼らは自分の財布のことしか考えていない。そんな人間に従う必要など微塵もない。

 

では皆さんご一緒に。

「くたばれ自民党!」

 

 

Dr.誠です。


5/1は労働者の日メーデーでした。


130年以上も前に、あまりにも長時間労働を強いられていたアメリカシカゴの労働者が、「第一の8時間は労働に、第二の8時間は休息に、第三の8時間は俺たちのために」と訴えて今の『8時間労働制』の原則を築いたとされる、労働者の記念日なのです。


https://twitter.com/emil418/status/1652984324604715009?t=_BfxscCwf7eY4VeIymsDLA&s=19

 

 


動画は日本共産党の山添拓参議院議員。弁護士資格をもち、切れ味抜群の論客として、自民党に最も恐れられている「嫌な議員」のひとりです。おかしな政治が最も嫌がる議員こそが、今の日本には一番必要とされている存在だと思います。


そしてメーデー。






いつも書いているように、要求するところからしか始まりません。そしてそれは「あなたが」声を上げるところからしか始まりません。

声を上げずして変わらないのは当たり前です。そして声を上げても変わらないこともよくあります。私も必死で頑張っていますが、マイナ保険証の強制、診療報酬の改悪、地域医療の疲弊、日本の衰退、どれもなかなか厳しい現実に直面しています。

それでも、「声をあげずにいるよりは」遥かに前に進みます。そして誰か、ひとりでも、賛同してくれる人がいたならば、その人がもしかしたら社会を変える大きな存在になるかもしれない。より多くの繋がりを作ってくれる人になるかもしれない。

耐えることは美徳ではありません。耐えてきたからこそなにも発展しないまま、日本の黄金時代は終わってしまいました。円安で地獄の門は開いてしまっています。もう時間はありません。

一緒に前に進みましょう。
一緒に声を上げましょう。
あなたが変わるのは「今日からでも」遅くない。
私はそう思っています。





Dr.誠です。

 

 

毎日Twitterでいろいろ書いているので改めてここに書くのも若干面倒なのですが、気が向いたときに備忘録としてだらだらと書いていきます。

 

先日の日米首脳会談で岸田首相が約束してきたことのひとつが、「自衛隊の米軍への無償献上」です。今後危険に晒される自衛隊には益々応募が集まらず、「経済的徴兵制」が進んでいくと思われます。また、武器輸出禁止3原則を踏みにじる「次世代国際戦闘機開発」については、日本を「エコノミックアニマル」から「死の商人」に変容させるものですし、「米国との約束で能登震災を受けてなお進められる原発再稼働」は、次は完全に日本の終わりであることを決定づけるものでした。

 

そして先日衆院を通過した「DV夫支援法案」「離婚禁止法」とも言うべき「離婚後共同親権」については、この20年間保守の側が進めてきた悪しき家制度の再興の「断末魔」としての強行的なものであり、非婚化少子化になお一層拍車をかけ、これもまた日本を終焉に至らしめるものだと思います。本当にひどい法案です。

 

確定的に日本を「終わら」せていくものがまた、この数か月で勝手に決められてしまいました。本当に許しがたいことだと思います。そしてアベノミクスの10年間の「円の安売り」のつけとしての歴史的な円安。輸入に頼る我が国は、高齢者は年金は定額のまま買えるものがドンドンとなくなっていき、本当に「飢える」時代が目の前に来ていると思います。冗談抜きで。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして問題は「野党第一党の立憲民主党までもが」、(修正案を含め)その多くを「賛成」の側に立ってしまっているということです。曰く「議席数が少ないながらの抵抗」とのことですが、しかし「賛成」は「賛成」なんです。我々は「失われた30年」をつくってきた自民党に立ち向かう政治家に、そうした迫りくる暗い未来にちゃんと抗ってほしいんです。市民をちゃんと巻き込んでほしいんです。知らしめてほしいんです。一緒に社会を変えようよと言ってほしいんです。しかし立憲民主党は肝心なところで毎回ブレてしまう。2023年の入管法もそうでした。軍拡財源法もそうでした。そういうところが「野党(除く日本共産党)はだらしない」といわれてしまうゆえんなんだと思っています。

 

さて、「憲法9条」は、かつて戦争に巻き込まれた(そして自ら熱狂した)この国の民が「絶対にもう二度と巻き込まれたくない」として80年近く堅持してきたものでした。そしてそれは単に世界平和を願う理念だけのものではなく、実際にこうして「アメリカが」「都合よく」日本から税金を収奪し、自国の軍事装備を強制的に買わせて、軍事基地化して、勝手に2等兵扱いして、他国との戦争に駆り出されるのを防ぐための物でした。日米安保条約の両輪として、「これ以上はアメリカには付き従えません」というこれ以上ない口実でした。かつての自民党はそれをわかってアメリカと付き合ってきました。実際アメリカのアーミテージ元国務長官は「日米同盟(で都合よく日本を利用するには)9条が邪魔だ」と発言してきました。それをかなぐり捨て、笑いを取り、すべてを売り渡して帰ってきた岸田総理。とんでもない売国奴です。

 

 

 

その昔、「Noといえる日本」という言葉がありました。私の大嫌いなレイシストの石原慎太郎元東京都知事の著作のタイトルですが、しかし軍事費が短期間に3兆円も増やされながら、一方で能登の人民も飢えた人民も困窮する人民も搾取される人民も放置して、これほどまで「国民が顧みられない政治」は今までになかったと思います。すべてが「アメリカに」貢がれている。財界に貢がれている。そういう政治を変えないといけません。Noといえる日本、Noといえる市民にならないといけません。

 

そのために私は日本共産党を応援しています。自民党の裏金問題追及の端緒を開いたのも彼らでした。農業を守れ、医療を守れ、生業を守れ、命を守れと言い続けてきたのも彼らでした。根も葉もないうわさや印象操作で彼らが攻撃されるのは、こうした「アメリカに」都合が悪いから、「財界に」都合が悪いから、そしてアメリカの現地代官として働く「自民党に」都合が悪いからです。

 

どうかどうか、日本共産党を応援してあげてください。本物の保守であれば、この国を思う人間であれば、彼らと思いを一つにできるところはたくさんあると思います。どうかよろしくお願いします。