今日は操体法スキルアップ講座 の第6期生2回目でした。
この講座は自分の身の回りの人に操体をやってあげたい！という意識の高い人向けに、操体をやるのに必要な身体をつくりながら、基本の５つの操法を練習しあうという講座です。
今日は操体法といえばこの操法！「膝裏谷（ひかがみ）の操法」をやりました。
相手に仰向けで膝を立ててもらい、その状態からつま先が脛の方につくように足首を反らせてもらう動きです。
相手の動きに伴いながら上手に誘導して連動へと導きます。
操体を教えていると面白いのですが、余計な「我」が操法に出てしまうということ。
「うまくやろう」「治してやろう」「癒してやろう」
「これでいいのかな？」「効いてるのかな？」
などなど相手が心の中で思っている余計なこと＝「我」が受け手になるとすぐに違和感となって分かってしまうのです。
操体は「我」を無くす修行になります。
主役は相手であって自分ではない。
頭ではわかっていても身体がそうなっていないとまったくできません。そういう自分をあるがままに認めて改善していくことはとても面白いのです。
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