毎週水曜日は、私の中で少し特別な意味を持つ曜日です。
普段のように授業が中心となる日ではなく、
社内会議に参加したり、
保護者様とじっくりやり取りをしたり、
普段なかなか手の届いていない教室の
バックオフィス業務を進めたりする日として設定しています。
大きな予定がなければ自分の授業準備や開発を
ガシガシ進めることもありますが、
こうした時間の中で改めて深く向き合っている課題があります。
それは、私の強みである
「全体を見る力」
「子どもや保護者様とのコミュニケーション力」
を、自分だけのものにせず、
どうチーム(組織)へ還元し、
仕組み化していくかというテーマです。
1. 得意なことほど「属人化」という危うさを孕む
仕事において、自分が得意な領域ほど、
無意識のうちにブラックボックス化(属人化)
してしまいがちです。
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自分が直接やった方が圧倒的に早い
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自分が対応すれば、確実に高いクオリティを担保できる
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自分の責任で即断即決できるから、結果を出しやすい
個人として成果を出す、あるいは
「自分がやるからには誰にも真似できない
最高峰のクオリティを目指したい」
と徹底的にこだわる姿勢は、プロとして非常に大切です。
しかし、組織として考えると、
そこには大きなリスクが潜んでいます。
「もし自分が異動になったり、
急にいなくなったりしたら、
この教室の品質はどうなるのか?」
「別の担当者に変わった瞬間、
保護者様との信頼関係が途切れてしまわないか?」
本来の優れたマネジメントとは、
「自分がやるからこそ強い状態」
を作った次のフェーズとして、
「誰が担当しても
一定以上の高い品質で対応できる仕組み(再現性)」
をデザインすることに他なりません。
「最高の品質」と「誰でもできる再現性」、
この2つを高い次元で両立させる必要があります。
2. 「直接の指導」から「保護者対応」へのステップアップ
現在、うちの頼もしい学生スタッフたちは、
現場で子どもたちと直接関わる場面において、
見違えるほど頼もしく力をつけてくれています。
授業中の前向きな声かけや質問対応、
日々の密なコミュニケーションは、
安心して任せられる場面が本当に増えました。
しかし、次の高い壁として立ちはだかるのが
「保護者様とのやり取り」の引き継ぎです。
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送迎時に直接来校された際のアドリブの会話
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メールやLINE、お電話でのデリケートな対応
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オンライン上での状況報告やフィードバック
これらは相手の性格やその場の文脈によって
最適な判断が瞬時に変わるため、マニュアル一冊で
均一化するのは容易ではありません。
入る曜日によってスタッフの経験値にも差があるため、
「どこまでを誰に任せるか」の正確なライン引き
(タスクマネジメント)が求められます。
🤝 「自分でやった方が早い」の葛藤を乗り越える
正直なところ、自分でやれば3分で終わる連絡を、
あえてスタッフに任せ、事前に言葉のニュアンスを説明し、
文面を見守り、必要に応じて確認・修正を入れるプロセスは、
何倍もの時間と手間がかかります。
任せた結果、
一時的に品質のコントロールが難しくなるかもしれない
という葛藤(しんどさ)は常にあります。
しかし、
この痛みを伴うステップを踏まなければ、
チームは絶対にこれ以上大きくはなりません。
単に業務を均一な作業として押し付けるのではなく、
「お互いにもっと良い教室にしたい」
「スタッフとして負けたくない」
と、お互いが心地よい刺激を受け合いながら
成長できる空気(チームカルチャー)を醸成すること。
任せたうえで、
ベースとなる判断基準や教育理念(OS)を徹底的に共有し、
もし失敗したときには背中を支え、
一緒に前向きな振り返りを行っていく。
この地道な積み重ねこそが、チームの底力を強くします。
🏁 結論:強みを組織に渡し、自分もチームも次のステージへ
個人として圧倒的な成果を出し、
高い基準の叩き台を作る時期は、絶対に必要です。
ただ、
そこからさらに上のステージへレベルアップするためには、
「場所や担当者が変わっても、
同じように保護者様と確固たる信頼関係を
築ける組織に変えていく力」
が試されます。
完璧を求めて自分の中に知識や経験を抱え込むのではなく、
走りながらスタッフの活躍の打席(場)を
どんどん増やしていく。
私自身が全体を俯瞰するシステムとして機能しながら、
必要な部分にだけ絶妙なバランスでサポートに入る。
水曜日という、
少し視座を高くして全体を見渡せる時間があるからこそ、
こうした組織の本質的な課題に向き合うことができました。
自分の強みを自分だけの特権にせず、チームの共有資産へ。
7月は少し大胆に、この「任せる仕組みづくり」へ
思い切って舵を切っていきます!
🏠 公式HPで「属人化を完全リセット!未経験の学生スタッフでも保護者の信頼を勝ち取れる『コミュニケーションの共通評価基準』&権限委譲マニュアル」を公開中!
AIツール(Claudeなど)を業務の壁打ち相手にしながら、
属人化しがちな暗黙知をサクッと「言語化・テキスト化」して
チームへ展開する実践的なワークフローについては、
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「強みを属人化させない働き方」