「いくら『勉強しなさい』と言っても、
子どもがなかなかやる気になってくれない……」
「塾に通わせているけれど、
どこか他人事のように進めている気がする」
子どもの教育に向き合う中で、
そんなもどかしさを感じたことはありませんか?
日々の慌ただしいスケジュールから少し離れ、
久しぶりに簿記や統計学のインプットに
どっぷりと浸かる休日を過ごしました。
そんな中、ふと思い出したのが、
私がかつて栃木県での勤務時代に本気で向き合っていた
「中学受験指導」の日々です。
きっかけは、
中学受験塾のリアルな舞台裏を描いて話題になった
名作漫画『2月の勝者』を久しぶりに読み返したことでした。
受験という結果がすべてとされる厳しい世界。
しかしそこには、今のプログラミング教育にも深く通じる
「教育の本質=大人が子どもに与えられる本当の価値とは何か」
の答えが描かれていました。
今日は、指導の最前線で私が学んだ、
子どもが自ら「自分ごと」として動き出し、
劇的に成長を遂げるためのヒントをお話しします!
1. 伸びる子に共通していた「自分ごとノート」の魔法
中学受験、特に一般的な4科目受験とは異なり、
単なる知識量ではなく
「読み取る力・考える力・表現する力」
が総合的に試される【適性検査型】の指導に
力を入れていた頃、合格していく子どもたちには
ある明確な共通点がありました。
それは、学力の高さ以上につまり
「受験を自分ごととして捉えられているか」という点です。
そこで私は、
小学5年生の終わり頃から受験生たちに
ある習慣を徹底させました。
それは、ホームルームで話した以下の内容を
「専用ノートにすべて自分の手で書き留めること」です。
-
📅 試験までの日程や時間配分
-
📝 配点、面接や作文のポイント、適性検査の仕組み
-
🏫 調査書や提出物の重要性
そして、
「家に帰ったら、
今日書いたノートを見せながらお父さんお母さんに
先生の代わりに説明してね」
と伝えました。
人に説明できるようになって、初めて本当の理解と言えます。
この発信を繰り返した子は非常に強く、
「今、自分に何が足りないのか」
「どこを目指して何をすべきか」
を自分で理解し、自走し始めました。
2. 「先生は君を変えられない」という、教育の限界と本質
一方で、生活態度や提出物、
家庭での取り組みなど、様々な要因が絡み合い、
思うような結果に繋がらなかった悔しい経験も
たくさんあります。
「もっと何かできたのではないか」
と悩んだ末に、私が行き着いた結論があります。
それは、
「教育者は人を変えることはできない。
変わるきっかけを作ることしかできない」
ということです。
当時も生徒たちによく話していました。
「先生は君の代わりに試験会場に行くことはできないし、
君の性格を無理やり変えることもできない。
でも、君自身なら、今この瞬間から自分を変えられるよ」と。
どれだけ熱意のある素晴らしい授業をしても、
最後にペンを握り、行動を起こすのは子ども自身です。
大人の役割は、
無理に変えようとコントロールすることではなく、
彼らの可能性を信じ、本人が「変わりたい!」と
思えるような美しい選択肢やきっかけを、
環境としてそっと用意してあげることなのです。
3. 合格よりも価値がある、人生を生き抜く「試行錯誤の力」
受験指導である以上、結果はシビアに出ます。
しかし振り返ると、本当に大切なのは「合格」という
二文字そのものではなかったと感じます。
受験という高い壁を通して、
-
目標に向かって泥臭く「努力する力」
-
逆算してスケジュールを「計画する力」
-
途中で投げ出さずに「最後までやり切る力」
これらを手に入れた経験こそが、
その後の長い人生を支える本物の財産になります。
当時、残念ながら不合格となってしまった生徒が
「不合格だったけれど、
やれることは全部やり切ったので後悔はありません!」
と晴れやかな笑顔で言ってくれたとき、
教育の本当の価値を教えられた気がしました。
💡 根っこにある想いは、今のプログラミング教育も同じ
現在、
私の指導の中心はプログラミング教育へと移りましたが、
根底にある哲学は一ミリも変わっていません。
プログラミングも受験と同じで、
大切なのは知識の丸暗記ではなく
「考える力・試行錯誤する力」です。
だからこそ今の授業でも、
エラーが出たときにすぐ答えを教えることはしません。
まず自分でログを読み、AIという相棒を使って調べ、試し、
失敗し、そして自分の力で解決する。
その泥臭い経験の積み重ねこそが、
社会に出てから最も必要とされる「問題解決能力」を育みます。
教育は、
言葉ひとつで誰かを傷つけてしまうこともある
重い責任を伴う仕事ですが、
同時に、たった一言のきっかけで
子どもの未来の軌道が大きく変わる、
最高にエキサイティングで面白い仕事です。
「教える」のではなく
「成長を支え、変わるきっかけを作る」
これからも子どもたちの無限の可能性を誰よりも信じ、
私自身も大人としての背中を見せられるよう、
最高のリズムで学び、挑戦を続けていきたいと思います!
🏠 公式HPで「2月の勝者のマインドを応用!子どもが自ら机に向かう『自分ごと化』の仕組み設計&自作プログラミング学習教材の全貌」を公開中!
大人のための「ExcelやVBAの作業フローを効率化!
ChatGPT・Claudeのプロンプトを駆使した実
務自動化マニュアル」については、
ぜひ公式HPのブログ記事をご覧ください。
「教育とは「教えること」ではなく「変わるきっかけを作ること」」