先を急ぐ。

何度も通ったカノバス・デル・カスティーリョ広場。
朝の陽光も映える・・・

都市中心部でこれだけ緑豊かな高木が並んでいるのも壮観である。
建築だけでなく、この辺にも時の蓄積=歴史を感じさせられる。

メイン通りでない場所もそれなりに絵になる。

道には、人が通る機能と同じくらいに休んで憩う機能がある。

マドリッドの基幹駅のひとつ アトーチャ駅前の交差点。右奥の建物が駅舎。

そして、到着―ソフィア王妃芸術センター。

18世紀の病院を改装した建築。ガラス張りのエレベーターを組み合わせてモダンな佇まい。

エントランス側の外観は、また全く違う顔です。モダンです。巨大です。ポップです。
マドリッドの美術館としては、プラド→ティッセン→ソフィアの順に敷居が低くなっていった印象。
壁面に文字の貼り込み作業中です。

エントランス前。内部もスタイリッシュでかっこいいです。

で、この美術館で最も見るべきなのが・・・

guernica

ピカソの『ゲルニカGuernica』です。
第二次世界大戦時に、スペイン・バスク地方の小さな街・ゲルニカがドイツ軍によって爆撃されたときの惨事を描いたものです。
写真だとイマイチ迫力が伝わらないのですが・・・四肢が裂かれ四方に散乱したようなこの作品は、圧倒的なうねりをもって怒り猛り狂っている・・・生命たるゆえんの躍動が有無をいわせず襲いかかってくる強靭な感じ。

ゲルニカの放つエネルギーにしばらく身を委ねました。
この「ゲルニカ」と、プラド美術館の「ラス・メニナース」を見るだけでもマドリッドに来る価値は十分にあるといえるでしょう。

この美術館には、その他にもピカソ、ダリ、ミロらの現代美術作品が中心に展示されています。例に漏れず広いです。

美術館内にある中庭。建築も木々も植栽も成熟しています。

一方、美術館屋上は超モダンです。

屋上から市街地、プエルタ・デル・ソル方面を見る。

エントランス前の広場を見下ろす。
屋根の隙間からの光の入り方も素敵です。
右手が図書館になっています。

その反対側、左手がオフィスフロアになっています。
こんなオフィス、最高ですね。外から丸見えですが・・・

奥に見えるのがアトーチャ駅舎。バルセロナ行きが近づいてきました・・・


エントランス前広場に隣接した美術館内カフェです。
外観デザインと連続しています。
天井のデザインがザハ・ハディド的な曲面を描いていますが、
このモダンな建築設計は、フランスの有名建築家 ジャン・ヌーヴェルによるものです。

撮った写真を見返してマドリッドに思いを馳せます・・・バルセロナ行きの鉄道の時間まで・・・