グエル公園メインエントランスから出て、レセップス駅へ向けて南下。
住宅地が続く。

オレンジ色の明るくモダンな邸宅が並ぶ高台、高級住宅地の様相。
それにしても、明るい日差しと海風の似合う街である。
歩くだけで気持ちいい。

レセップス駅から地下鉄でサグラダ・ファミリアへ。
ディエゴナル駅で乗り換え、駅名そのまんまのサグラダ・ファミリア駅で下車。

地下ホームから階段を上り、地上へ出ると・・・

眼前にその勇姿がいきなり現れる。
そして観光客の行列。

圧倒的存在を前に、20分ほど列に並び待つ。

チケット窓口を抜けると、そびえたつ完成途上の世界遺産。
スペインでは、アルハンブラ宮殿やプラド美術館を抜いて、
最も来場者が多い観光スポットになっているそう。

グエル公園からも見えていたが、やはり巨大・・・
この近距離からでは全体をフレームに入れ込むのが不可能です。

ということで、上の写真の下半身部分。

建築に礼拝者の彫刻が一体化した敬虔な作品。
ガウディ死後も未完成で成長しつづける建築。

内部へ。
これだけ世界的な建築だけに、その外観はさまざまな媒体で見てきたが、内部は外観からの想像をはるかに超える空間であった。

この内部空間はまたもやフレームに収まらない巨大さを誇りながら、一瞬にして全身が包まれる感覚に。サグラダ・ファミリアは「この教会からバルセロナの街全体に賛美歌を響かせる」というコンセプトのもと設計されただけあって、内部空間に充満する音響がそう感じさせるのだろう。

天井を見上げていると・・・
「風の谷のナウシカ」の腐海の下の空間を想起させるデザインである。
ジブリ映画は、クロアチアのドブロブニクや、ペルーのマチュピチュなど世界各地の風光明媚な場所を思わせる舞台設定が出てくるため、サグラダ・ファミリアもそうかもしれない。

いたるとこで工事をしている。
だが、工事の音が掻き消されるほどに静寂な空間が広がっている。
綺麗なステンドグラスからの光も相まって、上を見上げ続ける。

見上げていると、
自分が海藻が伸びる深い海中から、木漏れ日がさす海面を見上げている錯覚に陥る・・・
そんな唯一無二な世界観が緻密に、圧倒的なスケールで表現された内部空間。
いくら有名になっても、それはここに来てみなければわからない。

未完成の生命体として常に代謝を続ける建築。
2026年に完成予定である。