【マイナビ掲載!】メンタルヘルス対策は、まだまだ不十分。従業員の「隠れうつ」に気づくための具体策 | 自己肯定感の第一人者中島輝 Official Blog

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作家/心理カウンセラー/対人関係評論家 独自の自己肯定感理論を構築し人財育成を行い、受講生は3万を超える。自己肯定感に関する本は累計70万部を超える。

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byマイナビ健康経営にて


メンタルヘルス対策は、

まだまだ不十分。

従業員の「隠れうつ」に

気づくための具体策


のインタビュー記事が公開されました❗️
 
 
記事はこちら▼

 

 

・・・・・・

 

うつ病でありながらも、

精神的な症状より疲労感、

睡眠障害など身体的な症状が強いために、

 

 

自分も周囲も気がつかない

「隠れうつ」が若い世代に広がっている。

 

 

そして、従業員とのコミュニケーションの

オンライン化が進んだ結果、

 

 

そのような症状に対する

企業のケアが追いつかないことも、

その問題に拍車をかけている。

 

 

心理カウンセラーとして

企業のメンタルヘルス対策にも取り組む

中島輝氏が考える、

 

 

「いま、企業がとるべき

メンタルヘルス対策」

とはどのようなものだろうか。

 

 

 

  メンタルヘルス失調にどうやって気づくのか


 

企業のメンタルヘルス対策の現状として、

コロナ禍以前の段階では、

 

 

厚労省の指針に沿って大企業を中心に一応の

メンタルヘルス対策は普及したのですが、

それも十分ではありませんでした。

 

 

例えば、産業医カウンセリングの

導入などの対策はあっても、

多くの場合がメンタルダウンを

起こしてからの対処療法であり、

 

 

予防へのアプローチに

具体的に踏み込んでいる企業は

多くはありません。

 

 

それがいま、リモートワークの推進により

「見ればわかる失調」にも気づいて

あげることが難しくなっているのです。

 

 

その結果が、すでにメンタルダウンを

起こしているのに

気づかれていない「隠れうつ」といった、



新たな問題が生じている要因だと

分析しています。

 

 

 

メンタルヘルスの予防ケアが

行き届かない現状では、

 

 

従業員それぞれが自分で気づけるような

セルフケアが重要です。

 

 

ひとつ、「うつ病チェックシート」と、

予防につながるメソッド

「4つの窓」を紹介します。

 

 

まずは「うつ病チェックシート」。

以下の質問に対して

「ここ2週間ほど続けて自分にあてはまる」

と思うものにチェックを入れてみてください。

 

 

チェックが5個以下の人は問題ありません。

心は健康な状態といえるでしょう。

 

チェックが6個~8個の人は

「少し心配なレベル」で、

チェックが9個~12個の人は

「かなり心配なレベル」です。

 

13個以上あてはまる人は、

うつ病を疑って専門医を受診してください。

そのまま放置してしまうと希死念慮が強くなり、

最悪の事態に至ることだってあり得ます。

 

 

もちろん、このチェックシートで

すべてがわかるわけではありませんが、

簡易的にチェックするには有効です。

 

 

人事・総務で従業員に対する

チェックを行う場合にも、

ぜひ活用してください。

 

 

チェックシートで「健康」であった人も、

一時的にうつ感情に陥ることはあります。

 

 

それが積み重なって、

処理しきれないストレスに苛まれた結果、

メンタルダウンにつながってしまいます。

 

 

そこで、一時的なうちから、

ぜひ以下のメソッドを習慣化してください。

 

 

人間の感情は複雑ではありますが、

シンプルに分類すれば「快」か「不快」です。

 

 

うつ病の発症につながる

感情は「不快」であり、



「気分がすぐれない」

「やる気が起きない」

という気持ちにとらわれます。

 

 

そんなとき、不快な感情にとらわれず、

能動的に「快」につながる行動を取って

迎え撃つことが大切になります。

 

 

そこで、気分が落ちていても

「快」を見つけやすくするのが、

以下の「習慣or一瞬」「自力or他力」

の掛け合わせである「4つの窓」です。

 

 

■「一瞬×他力」は、

 いまこの瞬間にできることで、

 他人や周囲のものを利用する方法

例:ショッピング、スイーツ、

動画視聴、花を飾る、友だちへの電話など

 

■「一瞬×自力」は、

 いまこの瞬間にできて、

 自分の力で行うもの

例:散歩、筋トレ、瞑想、

ストレッチ、掃除など

 

■「習慣×他力」は、

 習慣として長期で続ける、

 他力ではじめるもの

例:好きなアーティストの

ファンクラブに入る、

新しい習いごとをはじめるなど

 

■「習慣×自力」は、

 習慣として長期で続ける、

 自力で行うもの

例:「リフレーミング」という視点移動の

習慣を身につけること

 

 

リフレーミングとは、ネガティブな感情を

言葉でポジティブに変換する習慣です。

 

 

他人にイラッとしたときに、

あえて「ありがとう」と感謝し、

感謝する理由を探す。

 

 

あるいは、「無理だ」と感じたことをあえて

「できる!」と思って方法を考えてみる。

 

 

そういうふうに、

ものごとのフレームを変えて、

意識や視点をポジティブに転換する習慣です。

 

 

セルフケアとして実践し、

コツや効果を実感したら、

同僚など周囲の人にも伝えてあげてください。

 

・・・・・

 

いかがでしたか?

 

 

メンタルダウンに陥る前に、

能動的に「快」につながる行動をとる

自己肯定感を高める「4つの窓」

 

 

他人にイラッとしたときに、

あえて「ありがとう」と感謝し、

感謝する理由を探す。

 

朝15分の散歩など

 

 

自ら快の感情になれる行動を選び取り

うつ病を普段から防いでいきましょう!

 

 

 

詳細をもっと知りたい人はこちら▼