【マイナビ掲載!】若い世代ほど自己肯定感は低い。世代を考慮したマネジメントが必要【自己肯定感】 | 自己肯定感の第一人者中島輝 Official Blog

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作家/心理カウンセラー/対人関係評論家/一般財団法人自己肯定感学会代表理事 独自の自己肯定感理論を構築し人財育成を行い、受講生は3万を超える。自己肯定感に関する本は累計70万部を超える。

マイナビ『Bring』にて、

 

いまマネジメント層に求められる、

組織の活力を生み出す

「心理的安全性」の高め方

 

が掲載されました!

 

 

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会社の居心地が良く、

人間関係も良好で、

離職率も低い。

 

 

その上、従業員一人ひとりが

能力を最大限に発揮し、

結果として業績も上がっていくーー。

 

 

そのような状況は、

組織としての理想型といえる。

 

 

そんな職場環境をつくるために、

マネジメント層をはじめとする

従業員が心がけるべきことは何か?

 

 

自己肯定感ブームを作り上げた、

人気の心理カウンセラー・中島輝氏に聞いた。

 

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  若い世代ほど自己肯定感は低い。世代を考慮したマネジメントが必要


 

 

「心理的安全性」というのは

自己肯定感を育むための土台となるもの。

 

 

心理的安全性とは、

自分の意見や気持ちを表現しても拒絶されず、

受け入れてもらえる安心感を指します。

 

 

大人であっても、

そういった職場環境があって初めて、

自分の意見を自由闊達に言えますし、



リラックスして能力を思う存分に

発揮できるわけです。

 

 

しかし、自分の考えと反すること言うと

怒る上司がいたり、



人間関係がギスギスしていて

言葉や態度に気を配らない

といけなかったりする環境では、

能力を発揮することができません。

 

 

自分の考えや発言は否定され、

自ら抑え込まねばならず、

自己肯定感は低下する一方です。

 

 

自己肯定感は、「高い」「低い」で表されますが、

人それぞれに総量があります。

 

 

自己肯定感が高い人は、

否定的な環境にあっても耐えることができ、

視点を変えてポジティブに

振る舞うことができます。

 

 

自己肯定感が低い人は、

その環境に身を任せてしまい、

どんどん塞ぎ込んでしまうのです。

 

 

特に、従業員やマネージャーの中でも

上の世代の人たちが意識すべきことは、

「若い世代ほど自己肯定感が低い」

と言う事実です。

 

 

以下は、1980年、2002年、2011年の

高校生に「自分はダメな人間と思うことがあるか」

を質問した結果の比較です。

 

 

1980年に高校生だった人は現在の約60歳、

2002年に高校生だった人は現在の約40歳、

2011年に高校生だった人は現在の約30歳です。

 

 

自分を明確に卑下している人が、

現在の60歳の人に比べて30歳では

3倍もいることがデータから見えてきます。

 

 

人それぞれ、その後の生き方によって

自己肯定感は変わりますが、

傾向として若い世代ほど

自己肯定感が低いことを表しています。

 

 

さらに、20代ではもっと

自己肯定感が低い傾向にあると言われています。

 

 

その原因は定かではありませんが、

自己肯定感はその国の経済状況に

比例するとも言われています。

 

 

バブル経済前夜であった1980年と

バブル崩壊後の「失われた10年」

を経た2000年、

さらに経済が衰退した「失われた20年」

後の2011年で、

 

 

厳しい状況に置かれた大人たちの自己肯定感が

大きく低下したことは想像に難しくありません。

 

 

親の姿を見て育つ子どもたちもまた、

その影響を受ける可能性は十分に考えられます。

 

 

上の世代の人たちからすると、

「若い世代は少し叱られただけで

落ち込んでしまう」

と不思議に思うことが多いかもしれません。

 

 

ですが、世代ごとのメンタリティの

違いであることを理解しておくことが大切です。

 

 

もちろんそれは、能力の優劣ではなく

感受性の違いにすぎません。

 

 

自分達の世代の感覚で

否定的なコミュニケーションや

マネジメントをすれば、思っている以上に

若い世代にとって居心地の悪い

職場環境をつくっている可能性があるわけです。

 

 

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