「プラダを着た悪魔 2」を
観るにあたり
20年前の作品を見返しました
あらためてみると
ミランダがすべての秘書を
本当の名前で呼ばず
エミリーと呼んだり
コートとバッグを秘書のデスクに
投げるように置く場面などが
パワハラのように感じて
違和感を覚えました
さらに、洋服のサイズについても
痩せていないといけないという
プレッシャーを
職場がエミリーに与えており
当時は気にならなかった描写が
苦しく感じられました
。。。20年の間に
価値基準が変わったのですね
それらが新作ではどのように
描かれているのか
気になっていたのですが
白人至上主義や
ルッキズムの問題を
視野に入れ
『時代は変わったのだ』
と画面からハッキリと
打ち出してきていました
それは、現在のアメリカの
リアルというよりも
成熟した社会の理想像として
描かれているのかもしれません
(少々、シニカルな感じもありますが)
カメラワークも
当然ながら進歩していて
ドローンを使った
夜景やイタリアの街並みの美しさに
うっとりしますし
テンポ良く
次々と美しいドレスが出てきて
ファッション映画としての
華やかな楽しみも健在です
それと対照的にファッションに
興味のない人々も出てきますし
ファッション誌が売れず
仕事がAIに脅かされる
現実も描かれています
けれど
「好きな仕事をして
輝く人生を送りたいと
願っている女性への応援」
という映画のテーマとスピリットは
前作と変わっていません
そして、なんと言っても
メリル・ストリープの存在感
まさに「ゴージャス」
という言葉がピッタリ
20年を経ても変わらぬ
俳優陣の魅力が
この映画を特別なものにしています
時代とともに変わるものと
永遠に変わらないもの
その両方が
さりげなく描かれている
と感じました
これからご覧になる方は
どうぞお楽しみになさってください
***
お読みくださり
ありがとうございました
