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自身の外見や生活環境が他者からどう見られているかを過度に気にする人には、「自己受容の欠如」を原因とした承認欲求があるのだと思う。

 





「自己受容」


自己受容とは、「ありのままの自分や取り巻く環境を否定することなく受け入れること」。


それは、完璧ではない自分、過去の失敗や自身の欠点や短所、といった必ずしも自分では望まぬ、どちらかというとネガティブな特性を認識し、それら含めたありのままの自分を肯定的に受け入れるということでもある。



そうすることで、自信を持って生きていくことが可能になる。

 


もちろん、理想的な自分を目指し、「自己改善」に一生懸命取り組むことも「自己受容」と同じように重要ではあるのだけれど、自己改善しようとしてもどうしても変えられない部分っていうのは人間誰しも持っていて、ある意味、その部分については諦めて、受け入れることも大事ということ。

 



 

「自己受容の欠如」


「自己受容」が欠如していると何が起きるのかというと、自分に自信が持てないので、常に他者の目を気にして、上辺だけの「外見」ばかりを気にして、周囲や環境に振り回されることになり、どこまでいっても幸福感を得られないということになる。



こういった人たちは、自身の外見に強い執着を持っていて、顔や体形、メイクや服装持ち物だけでなく、どんな家に住んでどんな生活を送っているかといったこと含めて他者からどう見られるかという「外見」を最重視し、周囲からの評価に敏感という傾向にある。



「自己受容の欠如」による内面的な不安や不満を補填・隠蔽する為の手段として、「外見」(含む自身の生活環境)取り繕うことで他者からの承認や注目を得ようとし、外見によって周囲から好意的に見られることで、自己受容の不足を補って、自己価値を確認しようする。


SNS等で、現実よりも自分を良く見せようと頑張る行為やリア充アピールもこの動きの一つ。

 

 


自己受容の欠如」によって、自分を取り繕って生きているようなにとっては、むしろ外見よりも自分自身の内面に目を向けることが必要なのだと言える。

 


自己受容」が出来ていると、ありのままの自分と常に向き合っていることによる「自分は自分である」という自信が持てているので、自分の外で起こっていること(者との比較・競争・期待など)に過度に振り回されることがない為、外見ばかりを気にすることも不要となるのだと思う。



「自己受容」って、子育てしていく上でもとても大切なことだと考えている。自分のことを肯定的に捉えられることが、幸せな人生を歩んでいく為のまず第一歩だから。