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シンガポール人でもPR(永住権)ホルダーでもないふつうの駐在員家族(日本人)として、子供たちを学校に通わす場合の主な選択肢は、おのずと日本人学校かインター含む現地の私立校ということになる。



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わが家は、夫婦共に帰国子女だったこともあり、できれば子供たちにも同じ経験をさせたいということで、今のところ2人とも私立の学校に通わせてる。



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小学生の娘はいわゆる英米系のインター、幼稚園生の息子は現地系のインター。



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娘のインターには英語を母国語とする生徒も沢山いる一方で、息子のインターには英語圏の生徒はマイノリティで、大多数を欧州・アジアといった非英語圏とシンガポール現地の生徒たちが占めてるイメージ。



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どちらにも共通しているのは、外国人の多いシンガポールならではで、全体的に生徒のダイバーシティが広がってて、子供たちには良い経験になっていると思う。


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インターに通うことで感じるメリットは、英語の習得ということだけではなくて、むしろ自分たちが生きている世界には、色々な国籍や文化、様々な肌や目や髪の色をした「自分とは違う」人たちがいて、自分自身もその中の構成要素の一つだという世界観を幼少期から育めていることがとても貴重な経験だと感じてる。



ディズニーランドのイッツアスモールワールドの世界観。


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ただ、シンガポールのインターにも欠点はある。

それは学費の高さ。


わが家の2人にかかっている年間の学費は、小学校が約350万円で幼稚園が300万円弱で、しめて年間650万円なり。こんな学費でも2人をインターに通わせられているのは、旦那の会社の補助のおかげで、わが家の負担は、2人分で日本の大学生1人分くらいで済んでいる。



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こんなところでも日本の物価の安さや円安、日本の国力の低下を感じたりもする。だって、会社の補助がある駐在員待遇でなく、普通に日本の給料のままだったら共働きでも年間650万円出すのは難しいと言わざるをえない。