昨日は突然の訃報がありました。
それは、漫画家の三浦建太郎さんがお亡くなりになられたこと。
死因は急性大動脈解離。54歳という若さでした。
三浦さんの漫画といえば、なんといってもベルセルクです。
今なお連載中だったのに、1ファンとしては残念でなりません。
ベルセルクの連載が始まったのが1989年。
連載から30年以上が経過し、最新の単行本は40巻です。
連載30周年を記念し、初ベルセルクの展示でもある『大ベルセルク展』が開催予定でしたが、
昨今のコロナ禍による延期。
今年の9月にようやく開催予定でした。
僕がベルセルクと出会ったのは、1999年あたりかな。
当時、ドリームキャストというゲーム機があって、そのゲーム機の雑誌に、
ベルセルクが初のゲーム化されるということで、特集が組まれていた記事を見たときでした。
そこから漫画を読み始め、その世界にハマりました。
ベルセルクの主人公ガッツが、身の丈ほどの大剣『ドラゴンころし』を武器に、
人を超越した存在たちと闘うというストーリー。
全身黒づくめで、どんな敵にも全力で挑んていく姿は、すごい迫力でした。
物語が進むたびに、なぜガッツが人を超越した存在たちと闘うのか、明らかになります。
突然ガッツの少年期になり、そこに至るまでのストーリーが展開されます。
ガッツが属する傭兵団のことや、色んな仲間と出逢います。
しかし、その仲間との別れから急展開を迎えます。
そこでファンの間ではトラウマ級の出来事の『蝕』が起こり、人を超越した存在の出現と、
無惨にも死んでいく仲間たち。
ですが、ガッツとヒロインのキャスカだけが辛うじて生き残ります。
ガッツは右目と左腕を失いながら生き残り、
キャスカはあまりの衝撃により心を閉ざしてしまい、
言葉も話せず、奇行するようになってしまいました。
そこからガッツは夜になると人を超越した存在に絶えず襲われるようになります。
それらに抗いながら、ガッツやキャスカをここまでさせてしまった者たちに復讐を誓うという展開になります。
物語の特徴は、何といっても人間らしさではないかなあと思います。
世の中は綺麗事だけではなく、人間の邪心や欲望もあるんだよ。って感じ。
絵もとても素敵で、人を描いた柔らかな線が好きでした。
戦闘での迫力のある絵ももちろん好きでした。
絵柄は年を重ねて変わっていて、より緻密で柔らかな線になったなあという印象でした。
ゲーム、アニメ、アニメ映画も展開されて、
最近の連載では、キャスカに急展開が訪れるなど、
これから更に面白くなっていくなあと思っていた矢先の訃報でした。
三浦さんは、これまでに何度か休筆されていたことがあったので、心配でしたが、
まさか、こんな若さでお亡くなりになったのは、驚きを隠せません。
心よりお悔やみ申し上げます。
