『ナンバーワン』について
日本で、1番、高い山は、富士山。
では、日本で、2番目に高い山は、なんという山か?
世界で、1番、高い山は、エベレスト。
では、世界で、3番目に高い山は、なんという山か?
オリンピックの100メートル走で、ボル ト選手が、金メダルを、獲得したけれど、その時の第4位の選手は、誰だったか?
おそらく、この3問、全部に、答えられる人は、ほとんどいない。
「この世界では、1番以外は、まったく相手にされない」という大原則がある。
2番以下は、全部同じ。
「2番以下は、人々の記憶に、残らない」という扱いを、受ける。
起業をした場合、どの分野でも、だいたい、成功するのはその分野での第一人者だけ。
つまり、「1番」の人だけが、成功する。
世の中の大半の人たちは、ただ個性的なだけのものには、価値を認めず、お金を、払わない。
お金を、払ってもらえるような商品やサービスというのは、いずれも、その分野で、ナンバーワンのものだけ。
だから、成功しているお店や企業は、どこでも、「私たちが、この分野では、1番です! これについては、どこにも、負けません!」と、アピールしている。
昔、SMAPが、「世界に一つだけの花」という歌を、歌っていたけれど、歌詞の中で、「ナンバーワンに、なれなくてもいい、もともと、特別なオンリーワン」と言っていた。
そういう歌を、歌っているSMAP自身が、当時のヒットチャートで、ぶっちぎりのナンバーワンだった。
ナンバーワンじゃないグループが、歌っても、説得力がない。
当時、ナンバーワンのグループのSMAPが、歌ったから、説得力があった。
「成功したい!」と思ったら、何かの分野で、「ナンバーワン」にならないかぎり、難しいということ。
日本で一番高い山、富士山だけに観光客は登りたがるのか?
答えはノー。
日本にあるどの山も、それぞれオンリー ワンの特徴をもっている。
どの山もそれぞれがオンリーワンなのだが、山の中でも観光客がほとんど来ない山。
反対に、観光客が年中押し寄せる山がある。
この違いは「オンリーワンの特徴を、ナンバーワンに、変換したのか?」というのが鍵。
例えば、熊本県の阿蘇山は、高さでは富士山には勝てないが、「世界最大のカルデラ」というナンバーワンを売りにしている。
だから、年中観光客が阿蘇山に訪れる。
北海道函館市の函館山は、海抜、333メートルで、富士山の10分の1以下の高さしかない。
この山は、「世界三大夜景の一つ」を売りにしている。
10分の1の高さでも、観光客が訪れる数では、富士山にそれほど負けていない。
自分の「オンリーワン」を見つけて気がついたら、今度はそれを「ナンバーワン」に変換する。
この作業をすれば、起業しても、成功できる。
どんな個人にも、長所と短所がある。
「ウサギとカメ」だと「ウサギのほうが速い」というイメージがあるが、それ は「陸の上」だという前提条件付きの話で。
「海の中」だとウミガメのほうが速いスピードで泳ぐ。
100メートルのボルト選手とかけっこしてもかなわないが、日本語での漢字の書き取りテストだったら勝てる。
将棋の名人と将棋をやったら勝てないが、カラオケで歌ったら、こちらがうまいかもしれない。
ビル・ゲイツとビジネスで勝負しても無理だが、腕相撲だったら楽勝。
このように、自分よりも実力がある相手に出会っても、必ずしも負けるとは限らない。
ちょっと勝負の矛先をずらすだけで、楽に勝てたり、意外とその分野には、誰もいなくて、自分がすぐに、「ナンバーワン」になれることも、考えようによっては十分可能。
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