『道』について
関根勤さんがまだ売れる前。
27歳のとき小堺一機さんと2人でラジオのパーソナリティを務めるというチャンスをつかんだ。
「よし。これはチャンスだ!」 そう意気込んで第1回の放送に挑んだ。
ところが2人ともコチコチに緊張して何もしゃべれない。
面白いことも言えなかった。
そのラジオを聴いた所属事務所の人は 「なんだあのラジオは!やめちまえー」と、ものすごく怒られた。
それで余計に萎縮してボロボロ。
そんなある日、関根さんと小堺さんは顔を見合わせこうつぶやいた。
「終わるな。オレたち……」
そして2人はこんな決断を下した。
「クビになるまえにクビになってやろう。
ヘンなことばかりやってメチャクチャにしてやめよう」
そしてほんとにメチャクチャにやりだした。
あれ、おかしい…… 注意されない……
調子に乗ってさらにメチャクチャなトーク展開をした。
あれ、おかしい…… 注意されない……
1年が過ぎた。
不思議なことにそのラジオはリスナーが増えハガキもどんどん増えていった。
道は開き直ったときに開けるもの。
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