『開発』について
ソニーが国産初となったテープレコーダーを開発するときのことを世界のソニーを育て上げた井深大さんはこのように語っている。
「磁気録音機をつくろうと思いたったものの、わかっているのは、ごくごく原理的な部分だけで、テープひとつをとってみても、材料もなければ、磁気材料の塗り方もわからない」
「テープのベースとしては、そのころの日本にはプラスチックがなかったので、まずセロファンで挑戦して失敗し、つぎに紙を考えました。
問題は、紙に磁気の 粉をどう塗るかです。
マグネットを乳鉢でゴリゴリこすって粉にしたものを、ご飯つぶで塗ってみる方法をはじめ、ずいぶんいろいろ試しました」
「はけで塗るには、仕上げにはタヌキの胸毛がいいと、わざわざ高いはけを買ったり、塗装屋さんが使ってるスプレーガンを試したりと、いずれも失敗しました」
「こういう話をすると、ずいぶん無茶苦茶をしていたものだと感じられるかもしれませんが、まったくそうなのです」
これでわかることはなにか?
ソニーもテープレコーダーを作るときは ド素人集団だったということ。
じゃあなぜソニーはテープレコーダーを開発できたのか?
それはどうしてもテープレコーダーをつくりたかったから。
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