今年に入って、「読書メーター」で読書記録を付けるようになりました。


*昨年までは「読書管理ビブリア」という

非公開アプリを中心に使っておりました。

どちらもおすすめです。


全ての本に対して書けてはいませんが、できる限り、感想・振り返りも書くようにしています。


というわけで、4月に読んだ中から、しっかり感想をメモしたものを4冊、ご紹介したいと思います!

 

 

 

日本史を学んでいる高校生、歴史(特に日本史)に興味のある一般の人に向けた本。人文“科学”たる歴史学の専門家として、歴史的事象や史料とどう向き合うのか。歴史研究と歴史小説・時代小説の違いや分担はどうなっているのか。そんな概論を述べた前半部と終章を特におもしろく読んだ。近年の研究成果も踏まえ、一般的な理解とはまた違う形で語られる通史も興味深い。奈良時代の政争や院政への転換を、天皇家の皇統への拘りから捉える視点を新たに得た。

 

 

 

中堅の女流講談師・龍田泉花と、当時の講談界では貴重な男の前座・泉太郎(若いときの神田伯山氏がモデルなのだろうと思われる)が中心になって話が進む。「読み切り版」は雑誌掲載時にも泣いたが、今回も目頭が熱くなった。「間に合わなかった」云々というくだりも印象に残っている。次巻が待ち遠しい。

 

 

 

結論や前提ありきでPDCAを回すのとは違う、右脳ベースの創造的な思考法が「デザイン思考」。それを学ぶ大学院に1年通ったものの、ワークをやるだけやって、自分の中で言語化ができていないように感じて本書を手に取った。あれこれやらされていたワークにどのような意味があったのか、本書で言語化することができ、感謝感謝。デザイン思考の性質上、実際に手を動かしてやってみることは不可欠。本書も、読むだけなら数時間で済むが、自分のものとして消化するのにはなかなか時間がかかりそうだ。

 

 

 

自分の師系を辿る意味で、秋元不死男氏の俳句を読みたいと思って手に取った。〈降る雪に胸飾られて捕へらる〉〈友らいづこ獄窓ひとつづつ寒し〉〈秋晴や囚徒殴(う)たるる遠くの音〉〈独房に釦おとして秋終る〉〈囚人に髪刈られ年逝かんとす〉〈元日の獄や歩まぬけふ昏れて〉〈燗熱し獄を罵しる口ひらく〉といった獄中吟やそのときを振り返った俳句が印象的で、(京大)俳句事件について調べてみたいと思った。ほかに飯田蛇笏、石田波郷、水原秋桜子ら各氏。

 



アウトプットを前提とする場合、インプットの段階でも積極的になれると感じておりまして、それもあって、この読書メーターでのアウトプットをすることにしました。


なお、いつも本を読むときには、付箋やマーキング・スクショを活用しているのですが、特にたくさん付箋を貼るのが、講座や読書会、研究のために読んでいる本です。


 

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これは3月の「憧れ本読書会」用に読んだ漱石の『彼岸過迄』ですが、気になったところ、皆さんと語り合いたいところが多くて、付箋だらけになっております(笑)


今は、5/15(土)の「憧れ本読書会」に向けて、『こころ』を読んでおります。

 

 

 

今月は『こころ』、来月は『蒲団』を読みますので、


・読書会参加を本を読むキッカケにしたい

・他の方の感想・見方も聞いてみたい

・本をキッカケに知らない人と話してみたい


という方、よろしければお越しください!(zoomなので、「お越しください」は変かしら……)


こちらで司会をしますので、人見知りな方、話すのが苦手な方もご遠慮なく^ ^

 

5月16日(日)文学フリマ【ソ‐04】にて出店予定

https://c.bunfree.net/c/tokyo32/!/%E3%82%BD/4

「吉田訳 源氏ものがたり」の第1巻桐壺・帚木(既刊)、第2巻空蝉・夕顔(新刊)の頒布予定

ご来場の方には俳句+エッセイのフリーペーパーを無料配布いたします


吉田裕子の本


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単発参加も可能な吉田裕子主宰の講座

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