模試の国語は復習したほうがいいですか。どうせ同じ文章は出ないんだし、とか思ってしまいます。
是非して欲しいです!
学校や塾での授業内演習や宿題も、もちろん真面目にやってはいると思うのだけど、模試のときには、それ以上に集中して解く人が多いのでは?
実は、国語の問題をあれほどまとまって、かつ、集中して解く機会って実はなかなかありません。
例えば、東大文系志望の場合、国語は150分間の試験ですが、自分の過去問演習において、150分をしっかり計って解くのなんて直前期の数回だけだと思います。普段はどうしても大問単位で演習することが多いです。
まとめて150分間やろうと思っても、飽きて途中で切り上げてしまう人も……(苦笑) 150分間しっかりと向き合い続けるのは、東大模試のときにこそ実現しやすいことなんです。
それは他大志望の人も同じ。せっかくなら、
・模試の試験中を「予習」
・解説を読んで理解する時間を「授業」
・間をあけて解き直しをするときを「復習」
というように捉えると良いと思います。
特に古文・漢文に関しては、複雑な箇所をピックアップして訳してみるなど、本文を丁寧に復習したいですね。ここで初めて知った知識を、手持ちの参考書にまとめ直すのもお忘れなく。間を開けつつ、何度も何度も本文を読むのもいいですね。(特に漢文は音読をおすすめします)
古文・漢文の本文は、本格的に復習を開始する前にコンビニ等でコピーしておいて、書き込みの少ない、きれいな本文を取っておくようにしておくと便利。そうすると、心置きなく問題冊子にいろいろ書き込めます。
設問の振り返りをするときは、その設問が、
①しっかりとできた設問
②たまたま合っていた設問
③ケアレスミスで間違えた設問
④間違えたけれど、できるべきだった設問
⑤これはどんなに勉強していたとしても無理だろうという設問
のいずれに当たるのかも意識すると、過度に落ち込んだり浮かれたりすることを防げると思いますよ。
by 大学受験塾(首都圏)国語講師 吉田裕子
吉田裕子の本
吉田裕子担当の連続講座(カルチャースクール)
- 毎日文化センター東京(竹橋)【古典文学で旅する日本】(6~9,10~12月の第2水曜10:30~12:00です)
- NHK学園 市川オープンスクール(千葉)【もういちど、古典文学】第2・第4金曜13:15-15:15
- ひばりが丘カルチャーセンター(東京)【日本の古典を楽しむ】第2月曜日10:15~11:45(緊急事態宣言の関係で、6月から再開です)
- NHK学園 市川オープンスクール(千葉)【徒然エッセイ教室】(第1中心に火曜日13:30-15:00※次回募集10月期)
単発参加も可能な吉田裕子主宰の講座
- 吉田裕子主宰の古典愛読サークル「吉祥寺古典を読む会」「吉祥寺 源氏物語を読む会」
- 憧れ本読書会(土曜午前、近代文学のオンライン読書会 5月15日(土)『こころ』、6月12日『蒲団』、7月24日『破戒』)