新刊 『 仕事は「徒然草」でうまくいく 【超訳】時を超える兼好さんの教え 』(通称  #しごつれ )の見本誌ができました!
 
 
クリーム色で、やわらかい印象の表紙。徒然草の持つ、しなやかな知性を感じさせる風合いでとても気に入っております。
 
 
こちら、よーーく見ていただくと、兼好さんの机から発信されたものが、鳥たちに導かれるままに、現代のパソコンのディスプレイにつながっている、という絵になっています。
 
今、名言や気づきがtwitterのリツイートで拡散されますよね? 実は、徒然草も同じように広まってきたものです。兼好の言葉に感銘を受けた人たちが、徒然草を書写したり、講釈したりしたことで、今日に至るまで伝えられてきました。現代風に言えば、「700年リツイートされ続けた金言」が徒然草には詰まっているのです。
 
こんな話を、私と、共著者の沢渡さんとが打ち合わせで語っていたら、イラストレーターの白井匠さんと編集者の傳さんとが見事、形にしてくださいました。
 
オシャレなうえに、物語性のある表紙、最高です!
 
 
さて、中身はこんな感じです。
 
 
私が担当したのは、まず超訳。
ある仁和寺の坊さんがな、年寄りの一大決心をして、石清水に初めて行ったみたそうな。そう、あの、男山のてっぺんの石清水八幡宮よ。
そいつと来たら、はるばる歩いて行ったというのに、男山のふもとの極楽寺や高良神社だけを見て「はー、これが石清水八幡宮か!」と思い込んで帰ってしまったというんじゃ。
な? どんなことでも先輩がいた方がいいじゃろ?
兼好さんが語りかけてくるような、そんな文体で訳しました。お寺のおもしろい説法を聞くような、楽しめる文章を目指しております。
 
この超訳で内容に興味を持っていただいたところで、沢渡さんの「当世とほほ徒然話」が始まります。兼好さんの話を現代のビジネスシーンに当てはめるとどうなるか、たとえたものです。『職場の問題地図』『仕事ごっこ』などのベストセラービジネス書の著者で、全国のさまざまな職場を見てきた沢渡さんの知見が存分に発揮されています。
 
 
そして、私がもう一つ担当したのが、読みどころと解説の部分です。
 
読みどころでは各段のエッセンスの部分、音読しがいのある決めフレーズを抽出しております。解説では、古典や歴史の背景から関連情報などを語りました。
 
沢渡あまねさん(業務プロセス/オフィスコミュニケーション改善士)と吉田裕子(国語講師)がコラボレーションしたことで、
  • ビジネスに即効性のあるヒントを得る
  • リベラルアーツの学びを得る
の2つの魅力のある本にできたのではないか、と自負しております。
 
紙の発売は9/9ですが、電子版は先行配信されております。ぜひ、お読みいただけましたら幸いです。
 
 
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