“どうして世界を諦められよう?
あなたが歌う歌が聞こえるわ”
(ひばり)
Coccoさんのライブに初めて行ってきました(2016年10月2日@NHKホール)。
古文単語の「あくがる(=魂が身体からさまよい出る)」状態で、帰路についております……
タイトル通り、今回はアルバムを引っさげてのツアー。2時間弱で20曲を熱唱した濃密なライブだったのですが、最新アルバムの曲が中心です。
この最新アルバム「アダンバレエ」のキャッチコピーは、
【今を生きるすべての生存者(サバイバー)に捧げます】
でした。
ある雑誌で見た、自傷や拒食症でボロボロになったCoccoの写真に衝撃を受けてから、もう何年でしょうか……。こうして健康的な身体でステージに立っているのを見ると、本当にホッとします。
【生存者(サバイバー)】
という強い表現は、彼女(たち)の切実な実感のこもった言葉なのだと思いました。
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そして、透明感のある歌声を聴き、しなやかに舞う肢体を見ながら、思ったことがあります。
全ての感情を呑み込んでいる人は、どこまでも透き通っていくのかもしれない、と。
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音楽を聴くことに1番エネルギーを注いでいた10代後半から20代前半の頃、私は2つ悔しい思いをしました。
よく聴いていたイエモンは既に解散していたし、Coccoは当時ライブ活動などを休止していました。
決して手に入らない経験を求めて、DVDなどを浴びるように見ていた当時の私に、「2016年まで生きろ」と言ってやりたい。
2016年、THE YELLOW MONKEYとCoccoのライブが開催されている。
ああ……どうして世界を諦められよう?


